王子ホールディングス/ミャンマー最大手ビール会社への用水製造設備を導入 SCM・製造拠点 2023.06.17 ミャンマー最大手ビール会社への用水製造設備導入のお知らせ 王子ホールディングス株式会社(社長:加来正年、本社:東京都中央区)のグループ会社である王子ミャンマーパッケージング社(Oji Myanmar Packaging Co., Ltd.、以下 OMPC)は、この度、当社が水事業を展開するミャンマーにおいてビール会社最大手であるミャンマーブルワリー社(Myanmar Brewery Limited.,、社長:三橋英記、本社:ミャンマーヤンゴン市)のビール生産工場に用水製造設備を導入し、運用が開始されましたことをお知らせいたします。 キリンホールディングス株式会社の傘下であるミャンマーブルワリー社では、ビールの増産に伴う用水使用量の増加のため、用水製造設備の増設を必要とされていました。ビールの生産管理において用水には厳格な水質基準が設けられているため、用水製造設備の設計と増設にあたっては、当社が有する経験と技術を活用しています。 これにより工業用水で最大 740m3/日、生産用水で最大 840m3/日の用水の製造が追加できることとなり、ビールの増産に寄与しております。 王子グループでは、水資源の有効活用や環境負荷軽減につながる水処理設備を通じて東南アジアを中心とした国内外の社会やお客様のご要望にお応えできるよう、革新的な技術を提案してまいります。 【水処理設備概要】 (1)工業用水製造設備: 対象水量最大 740m3/日 (2)ビール生産用水製造設備: 対象水量最大 840m3/日 当社グループは、SDGs(Sustainable Development Goals:持続可能な開発目標)に貢献し、今後も水環境に関するお客様のご要望にお応えしてまいります。