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シーアールイー/物流施設「ロジスクエア神戸西」を着工

物流不動産・施設 2023.06.17

物流施設「ロジスクエア神戸西」を着工

株式会社シーアールイー(代表取締役社長/亀山忠秀 本社/東京都港区)は、兵庫県神戸市において 開発を進めている物流施設「ロジスクエア神戸西」に関して、本日着工しましたのでお知らせいたします。設計・ 施工は東洋建設株式会社で、2020 年 4 月の竣工を目指し、建設を進めてまいります。

■開発プロジェクト概要

施設名称 : ロジスクエア神戸西

所 在 地 : 兵庫県神戸市西区見津が丘 神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)内

土地面積 : 13,414.57 ㎡(4,057.90 坪)

用途地域 : 準工業地域

主要用途 : 倉庫(倉庫業を営む倉庫)

構造規模 : 鉄骨造 2 階建て

延べ面積 : 16,026.22 ㎡(4,847.93 坪)(予定)

着 工 : 2019 年 6 月 11 日

竣 工 : 2020 年 4 月 30 日(予定)

設計施工 : 東洋建設株式会社

■開発予定地

本開発予定地は、兵庫県神戸市西区の「神戸複合産業団地(神戸テクノ・ロジスティックパーク)」に立地 しております。神戸淡路鳴門自動車道・山陽自動車道「神戸西」インターチェンジより約 1.6km に位置し、幹 線道路へのアクセスにも優れております。また、産業団地内であるため、周辺は倉庫・工場が多く 24 時間稼働 が可能であり、物流業務に適した立地条件を備えております。 神戸淡路鳴門自動車道から阪神高速道路を経由しての三宮や大阪中心部へのアクセスはもとより、京都方 面へは山陽自動車道から 2018 年に開通した新名神高速道路(神戸ジャンクション~高槻ジャンクション 間)ルートと、従来の中国自動車道・名神高速道路ルートの 2 ルートから選べるようになり、利便性が向上し ております。 本開発予定地は神戸市、大阪市、京都市の関西主要都市のみならず、岡山県、徳島県も含めた広域物流 拠点として非常に優れております。 また開発予定地の神戸市西区は神戸市の中でも最大の人口数を擁する行政区であり※1、最寄駅の神戸電 鉄粟生線の「木津駅」より約 750mと徒歩圏内にあるため、雇用確保においても優位な立地です。 ※1 平成 31 年 4 月 1 日時点(神戸市ホームページ「神戸市の推計人口」より)

■施設計画概要

「ロジスクエア神戸西」は 13,414.57 ㎡の敷地に地上 2 階建て、延べ面積 16,026.22 ㎡の物流施設と して開発する予定で、2019 年 6 月に本体工事着工、2020 年 4 月の竣工を予定しております。 施設のマスタープランとして、ワンフロアが約 2,400 坪、南側に配置するトラックバースは大型トラック計 20 台 が同時接車可能となっており、4 台分の待機スペースと合わせて、効率的な入出庫オペレーションを実現します。 なお、事務所エリアを東西 2 か所に設け、複数テナントへの分割賃貸の対応も考慮した設計となっております。 倉庫部分の基本スペックとして、外壁には金属断熱サンドイッチパネル、床荷重は 1.5t/㎡、有効高さは 1 階・2 階共に 6.0m 以上(2 階は最高 7.7m)、照度は平均 300 ルクスを確保する予定です。また、階層 を 2 階建てに抑え、荷物用 EV(4.1t)を 2 基、垂直搬送機を 2 基設けることで、取り扱う製商品の上下 搬送に起因した時間的なロスの極小化に配慮し、スピーディーな入出荷オペレーションの実現を可能としており ます。在庫保管型や流通加工型センターとしてのみならず、通過型クロスドックセンターとしての機能も兼ね備え た、様々な物流ニーズに対応し得る汎用性の高い施設計画となっております。 3 さらに、将来的なオペレーション変更時の対応も想定し、垂直搬送機やドックレベラーの増設を可能とする 構造対応、庫内空調設備設置の際の配管ルートや室外機置場・キュービクル増設スペース等の確保、事務 所の増床を想定した法的な対応等、入居テナントの将来ニーズにも一定の対応ができる仕様となっております。 また、当社開発物件の標準装備である緊急地震速報システムの導入、AED の設置や耐震型設備配管の 採用などは、入居テナントの BCP(事業継続計画)策定の一助になるものとなっております。 敷地内の舗装には、塑性変形抵抗性に優れ、わだち掘れの発生を抑制する「半たわみ性舗装」を採用する 計画となっております。 環境対策としては、全館 LED 照明、人感センサー、節水型衛生器具を採用し、環境や省エネルギーに配慮し た施設として BELS※2 の取得を予定しております。第三者機関による認証を取得することにより、土地、建物と もに環境に配慮した施設であることを明示してまいります。 ※2 BELS 評価について 国土交通省が推進している建築物の省エネルギー性能を評価・表示する統一的な公的指標であり、Building Energyefficiency Labeling System の略語です。

■株式会社シーアールイー

当社は、現在、物流不動産を中心に約 1,500 物件、約 146 万坪(約 480 万㎡)※3 の不動産の管理 運営を行っております。物流不動産特化の管理会社としては、国内最大規模となり、サービス領域においては、 物流不動産開発・テナントリーシングから竣工後のアセットマネジメント、プロパティマネジメントまでのトータルサー ビスをワンストップでご提供しております。 物流不動産開発においては、現在、物流施設 5 物件、延べ面積約 71,249 坪(約 235,536 ㎡)の開 発を進めております。当社独自に構築してまいりました多数のテナント企業とのリレーションシップによりテナント企 業が求めるニーズを的確に捉え、テナント企業の個別ニーズを満足させた上で更に機能性・汎用性をも兼ね備 えた物流施設造りを推進し、継続的にご提供してまいります。また、前身からの 50 年におよぶ業歴から得た物 流不動産の管理運営の知見・ノウハウを開発事業に注ぎ込むことにより、利用者の立場に立った利便性の高 い施設開発を目指し、首都圏は勿論のこと、全国の物流適地において積極的に物流施設開発に取り組んで いく方針です。 ※3 2019 年 4 月末時点

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