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シーアールイー/経常利益は前年比51%減(2019年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年7月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

             営業収益   営業利益   経常利益  当期純利益

2019年7月期第3四半期 16,893 △30.2  1,304 △43.7  1,126 △51.0  798 △51.2

2018年7月期第3四半期 24,213 82.8   2,317 364.1   2,298 609.6  1,635 414.1

(注)包括利益 2019年7月期第3四半期 849百万円 (△52.8%) 2018年7月期第3四半期 1,799百万円 (528.8%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景 に、企業収益や雇用環境に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国政権 による政策運営の不確実性やそれが国際金融市場に及ぼす影響、通商問題等から依然として先行き不透明な状況が 続いております。 “世界の人とモノをつなぐ、物流インフラプラットフォーム NO.1企業グループ”を新事業ビジョンに定め、物 流インフラプラットフォームを事業領域とする当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から物流 業務を受託する3PLの物流施設の需要は拡大しており、加えて、サプライチェーン・マネジメントの高度化、物 流拠点の見直し等により、物流施設の需要は拡大しております。引き続き良好な資金調達環境を背景に、物流不動 産市場は成長を続けており、物流施設を投資対象とするJ-REITも年々増えております。 このような事業環境のもと、当社は、2018年12月に株式会社ロジコムを連結子会社化しました。同社は、東大和 市を中心とする多摩エリアをマスターリース物件の主たる事業領域としており、当社のマスターリース物件の事業 領域とエリア補完の関係となります。これにより安定的な収益が得られる事業基盤を構築するとともに、『ストッ クビジネスの強化による持続的な企業成長』を推進させてまいります。 不動産管理事業では、高稼働を維持しつつ収益性の向上を目指した結果、2019年4月末時点での管理面積は約 146万坪となりました。2019年4月には国内の機関投資家向け私募ファンドに対して、当社が保有していた延床面 積5,000㎡未満の中小型倉庫を売却し、売却後は、当該物件のマスターリース兼プロパティマネジメントを受託し ました。これにより、マスターリースやプロパティマネジメントを中心とした安定収益の収益基盤の更なる強化を 進めることができました。物流投資事業では、今期に売却を計画している物件の建設を竣工に向けて着実に進める と同時に、他の開発プロジェクトにつきましても順次着工してまいります。アセットマネジメント事業では、CR Eロジスティクスファンド投資法人の受託資産残高の拡大に伴い、本投資法人からの運用に係るストック収益を順 調に積み上げております。 この結果、当第3四半期連結累計期間の経営成績は、売上高16,893,283千円(前年同期比30.2%減)、営業利益 1,304,532千円(前年同期比43.7%減)、経常利益1,126,845千円(前年同期比51.0%減)、親会社株主に帰属する 四半期純利益798,601千円(前年同期比51.2%減)となりました。 セグメントごとの経営成績は、次のとおりであります。

<不動産管理事業>

不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと及び管理面積 が堅調に推移したことに加えて、国内の機関投資家向け私募ファンドに対して、当社保有の中小型倉庫を売却した 結果、売上高は16,226,550千円(前年同期比13.3%増)、営業利益は1,590,008千円(前年同期比2.6%増)となり ました。

<物流投資事業>

物流投資事業につきましては、当社開発物件であるロジスクエア各物件の建設を進めているところであり、竣工 物件については賃料収入を一部計上しました。一方で、前期は当社開発物件である「ロジスクエア守谷」及び「ロ ジスクエア鳥栖」をCREロジスティクスファンド投資法人に売却したことから、売上高は73,741千円(前年同期 比99.2%減)、営業損失は65,919千円(前年同期は926,496千円の営業利益)となりました。

<アセットマネジメント事業>

アセットマネジメント事業につきましては、CREロジスティクスファンド投資法人のアセットマネジメントフ ィー等が順調に計上された結果、売上高は605,124千円(前年同期比1.8%増)、営業利益は330,088千円(前年同 期比9.5%減)となりました。

(略)

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