トヨタ自動車/ミャンマーでの新工場設立を決定 SCM・製造拠点 2023.06.17 トヨタ、ミャンマーでの新工場設立を決定 -自動車市場の拡大が見込まれる同国で、ハイラックスを現地生産- トヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)は、トヨタとしてミャンマーで初めてとなる車両生産会社Toyota Myanmar Co., Ltd.(以下、TMY)を設立し、2021年2月よりハイラックスを現地生産することを決定しました。 ミャンマーの自動車市場は、経済の発展に伴い、近年、新車需要が大幅に伸長しています(18年市場:約1.8万台、前年比 2.1倍増)。トヨタは現在、ミャンマーにおいて、輸入によりハイラックス、ヴィオス、ラッシュ等の車両を販売していますが、今後も着実に拡大する市場を見据え、本年6月にTMYを設立し、より多くのお客様にトヨタ車を選んでいただけるよう、取り組みを進めてまいります。 TMYの新工場は、最大都市ヤンゴンの南部近郊に位置するティラワ経済特区に建設を予定しており、投資額は約5,260万米ドルを見込んでいます。新規雇用は約130人を予定しており、2021年の稼働当初はSKD(セミノックダウン方式)でハイラックスを年間能力約2,500台で生産予定です。 トヨタは、今後もミャンマーのお客様のニーズに合った商品やサービスの提供に尽力すると共に、ミャンマーの産業の発展に貢献すべく、現地生産を通じて、モノづくり人材の育成に努めていきます。 <ご参考>TMY 概要 ・所在地: ミャンマー連邦共和国、ティラワ経済特区 ・出資比率: トヨタ自動車株式会社 85%、豊田通商株式会社 15% ・設立時期: 2019年6月(予定) ・役員: 社長:殿塚 禎久 ・生産能力: 2,500台/年(1直) ・生産車種: ハイラックス ・生産開始: 2021年2月 ・従業員数: 130名程度 以上