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アサガミ/経常利益は前年比15・2%減(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高    営業利益   経常利益  当期純利益

2019年3月期 45,839 △1.8  1,646 △15.0  1,622 △15.2  940 △7.5

2018年3月期 46,696 2.7   1,937 △7.8   1,911 △6.7  1,016 △20.4

(注) 包括利益 2019年3月期 686百万円( △38.5%) 2018年3月期 1,116百万円( △26.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業による設備投資の増加や個人消費の緩やかな回復基調が継続いたしまし た。しかし、中国経済の減速、通商問題、各国の政策の動向等の不確実な影響により、今後の見通しは不透明な状況と なっております。 物流業界では、運賃の値上げ圧力が強まった一方、ドライバーの有効求人倍率および燃料価格が高水準を維持してい ることから、全体としては厳しい経営環境で推移いたしました。不動産業界では、空室率の低下が多く見られ、賃料の 上昇傾向が継続いたしました。印刷業界では、年賀および婚礼の両分野について、年賀状発行枚数ならびに婚姻数が共 に減少傾向にあり、新聞分野についても、発行部数が減少傾向にある等、依然として厳しい状況が続いております。 このような経営環境に対応すべく、当社グループは、原点である経営理念の「顧客に対する最高のサービス」、「適 正利潤の追求」、「眞に働きがいのある会社」に立ち返り、取組みを行ってまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は45,839百万円(前年同期比1.8%減)、営業利益は1,646百万円(前年同期比 15.0%減)、経常利益は1,622百万円(前年同期比15.2%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は940百万円(前年同 期比7.5%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

(物流事業)

当事業のうち、倉庫部門につきましては、スポット作業の減少や契約満了に伴う荷主の移動もあり、売上高は1,393百 万円(前年同期比32.1%減)となりました。港湾フォワーディング部門につきましては、輸出鋼材の取扱量減少等があ るも、航空貨物取扱量の増加や建設機械の輸出取扱量の増加等により、売上高は6,870百万円(前年同期比4.8%増)と なりました。運輸部門につきましては、鋼材関連の輸送量が増加するも、配送センターの取扱店舗数の減少等もあり、 売上高は12,715百万円(前年同期比2.7%減)となりました。3PL(サードパーティーロジスティクス)部門につきま しては、物流センターの取扱量が増加し、売上高は1,497百万円(前年同期比3.7%増)となりました。 この結果、当事業の売上高は22,477百万円(前年同期比2.8%減)、営業利益は1,309百万円(前年同期比3.1%減)と なりました。

(不動産事業)

当事業につきましては、前年同期並みに推移し、売上高は3,606百万円(前年同期比1.0%減)、営業利益は修繕費お よび減価償却費の減少等により1,593百万円(前年同期比2.7%増)となりました。

(印刷事業)

当事業につきましては、年賀印刷におけるパック商品の料金改定による増収があるも、新聞印刷物の受託数および婚 礼印刷の受注件数が減少したこと等により、売上高は20,789百万円(前年同期比0.8%減)、営業利益は輸送費および事 務所移転関連費用等の増加もあり、637百万円(前年同期比27.8%減)となりました。

(その他)

当事業につきましては、前年同期並みに推移し、売上高は712百万円(前年同期比1.2%減)、営業利益は82百万円 (前年同期比2.9%減)となりました。

(略)

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