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カンダホールディングス/営業収益は前年比6・5%増、経常利益は前年比14・7%減(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益  営業利益   経常利益   当期純利益

2019年3月期 43,583 6.5  1,566 △14.5  1,546 △14.7  790 △25.9

2018年3月期 40,926 4.5  1,831 13.0   1,813 5.9    1,066 9.3

(注)包括利益 2019年3月期 784百万円 (△33.3%) 2018年3月期 1,176百万円 (15.0%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用状況が緩やかに回復しているものの、米中間の貿易摩擦の 激化が世界経済に与える影響等もあり、景気の先行きは引き続き不透明な状況で推移しております。 物流業界におきましては、取扱量の減少が継続し、ドライバー等人手不足の影響や燃料価格上昇など、取り巻く経 営環境は依然として厳しい状況が続いております。 このような状況の中、当社グループは国内部門においては、主力業務であります物流センター業務代行、流通加工 業務に注力し新規顧客の獲得に向け努力してまいりました。また、引き続き全ての不採算の営業所等を黒字化すべく 「業績改善運動」に全社的に取り組んでまいりました。2018年4月には、通販業者様の物流センター業務の受託増加 を受け株式会社ロジメックを設立いたしました。 国際部門においては、株式会社ペガサスグローバルエクスプレスとニュースターライン株式会社を核として業務拡 大に努めてまいりました。 以上の結果、当連結会計年度の営業収益は、引き続き国内部門、国際部門共に堅調に業務受託し、43,583百万円 (前年同期比6.5%増)となりました。利益面では、2018年3月に竣工した加須豊野台物流センターの立上げ・近隣 拠点再編に伴う費用等が膨らんだこと、全事業用車両へのドライブレコーダー設置、燃料費の増加等により、営業利 益は1,566百万円(前年同期比14.5%減)、経常利益は1,546百万円(前年同期比14.7%減)となりました。また、株 式会社中村エンタープライズ及びPT.Pegasus Global Express Indonesiaに係るのれん・固定資産の減損損失168百万 円の計上により、親会社株主に帰属する当期純利益は790百万円(前年同期比25.9%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

①貨物自動車運送事業

貨物自動車運送事業におきましては、取扱量の減少が継続し、ドライバー等人手不足の影響によるコスト上昇や、 お客様からの物流コスト削減要請、一般貨物の低迷の基調がここ数年続いております。 このような状況の中、当社グループの主力業務であります物流センター業務代行、流通加工業務に注力し、新規顧 客の獲得に向けて努力してまいりました。また、引き続き全ての営業所等を黒字化すべく「業績改善運動」を全社的 に取り組んでまいりました。 以上の結果、当連結会計年度における貨物自動車運送事業収入は、32,104百万円(前年同期比2.9%増)となりま した。セグメント利益は、2018年3月に竣工した加須豊野台物流センターの立ち上げ・近隣拠点再編に伴う費用等が 膨らんだこと、全事業用車両へのドライブレコーダー設置、燃料費の増加等により1,654百万円(前年同期比16.0% 減)となりました。

②国際物流事業

国際物流事業につきましては、株式会社ペガサスグローバルエクスプレスとニュースターライン株式会社を核とし て業務拡大に努めてまいりました。当連結会計年度における国際物流事業収入は10,638百万円(前年同期比19.5% 増)となり、セグメント利益は251百万円(前年同期比8.9%増)となりました。

③不動産賃貸事業

不動産賃貸事業につきましては、旧本社ビル跡地等の賃貸収入が無くなり不動産賃貸事業収入は837百万円(前年 同期比3.5%減)となり、セグメント利益は519百万円(前年同期比15.6%増)となりました。

④その他事業

リース業、コンピュータソフト開発業、保険代理店業、部品販売業、太陽光発電業、清掃業を中心としたその他事 業収入につきましては、当連結会計年度におけるその他事業収入は174百万円(前年同期比26.3%増)となり、セグ メント利益は88百万円(前年同期比0.8%増)となりました。

(略)

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