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サンリツ/経常利益は前年比24・1%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期  決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

        売上高   営業利益 経常利益 当期純利益

2019年3月期 17,631 6.1   980 20.0  883 24.1  586 27.7

2018年3月期 16,623 13.7  817 30.3  711 48.8   459 77.7

(注)包括利益 2019年3月期 538百万円 (△8.2%) 2018年3月期 586百万円 (44.7%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における日本の経済状況は、企業収益の改善や設備投資の増加を背景に緩やかに回復いたしまし た。世界経済は、緩やかに回復しているものの、引き続き通商問題、中国経済の減速の影響等により先行き不透明 な状況が続いております。 物流業界におきましては、国内貨物は消費関連、生産関連を中心に堅調に推移いたしました。国際貨物は堅調に 推移しておりましたが、第4四半期においては米中貿易摩擦などの影響により軟調に推移いたしました。 このような事業環境の中、当グループは、3ヵ年の中期経営計画(2017年4月~2020年3月)の達成に向けて、 ビジョン「オペレーションからソリューションへ」のもと、グループ一丸となって取り組んでまいりました。 この結果、国内事業では、無線通信機器の取扱いが減少したものの、工作機械の取扱いが好調に推移したことに 加え、前期に獲得した制御システム案件も引き続き好調に推移したことにより、売上高、営業利益ともに増加いた しました。 海外事業におきましては、工作機械の取扱いが堅調に推移したことにより、増加いたしました。営業利益は、米 国東海岸の新倉庫建設(2019年10月竣工予定)に伴う費用の発生等により、減少いたしました。 以上の結果、当連結会計年度の業績は、売上高176億31百万円(前年同期比6.1%増)、営業利益9億80百万円 (前年同期比20.0%増)、経常利益8億83百万円(前年同期比24.1%増)、親会社株主に帰属する当期純利益5億 86百万円(前年同期比27.7%増)となりました。 セグメントの業績は次のとおりです。

①梱包事業部門

工作機械の取扱いが好調に推移したこと及び半導体製造装置の取扱いが増加したことにより、売上高及びセグメ ント利益ともに増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高128億71百万円(前年同期比6.5%増)、セグメント利益14億13百万円(前 年同期比14.6%増)となりました。

②運輸事業部門

無線通信機器の取扱いが減少したものの、工作機械の取扱い及び制御システム案件の取扱いが増加したことによ り、売上高及びセグメント利益ともに増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高25億10百万円(前年同期比3.1%増)、セグメント利益1億55百万円(前 年同期比113.0%増)となりました。

③倉庫事業部門

前期計画遅れだった新規案件が当期に入り堅調に推移したこと及び半導体製造装置の取扱いが増加したことによ り、売上高は増加いたしました。利益面に関しては、自動ロボット制御ピッキングシステムの導入の先行費用の発 生により、セグメント利益は減少いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高19億67百万円(前年同期比8.1%増)、セグメント利益3億12百万円(前 年同期比5.5%減)となりました。

④賃貸ビル事業部門

本社ビルの稼働率が高水準で推移したことにより、売上高は概ね前年同期と同水準で推移いたしました。利益面 に関しては、定期修繕費が前期より減少したことにより、セグメント利益は増加いたしました。 この結果、当該部門の業績は、売上高2億81百万円(前年同期比0.4%減)、セグメント利益1億12百万円(前 年同期比5.3%増)となりました。

(略)

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