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トレーディア/売上高は前年比7%増、経常利益は前年比6・8%減(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益  経常利益 当期純利益

2019年3月期 14,974 7.0  104 △13.7  199 △6.8  169 14.2

2018年3月期 13,997 4.4  121 445.5   214 165.8  148 59.6

(注)包括利益 2019年3月期  104百万円 (△57.1%) 2018年3月期  244百万円 (8.9%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善が続く中、中国経済の減速はあるもの の、合理化を中心とした企業の設備投資の増加や個人消費のもち直しにより緩やかな回復基調となりました。一方 で米国などの保護主義的な通商政策の動向や、英国のEU離脱問題など世界経済の不確実性が高まり依然として先行 き不透明な状況が続いております。 港湾物流業界におきましては、事業者間の競争激化を背景に、企業間の価格競争や受注競争はまだまだ厳しく、 ユーザーの物流の効率化、コスト削減要請は企業収益を圧迫しております。 当社グループはこのような状況下におきまして、顧客ニーズに柔軟に対応するとともに、積極的な営業展開に努 めてまいりました結果、総取扱量は前年同期間比9.3%増加し、売上高は149億74百万円余(対前年同期間9億76百万 円余増)となりました。損益面につきましては、売上高は増加しましたが、外注費比率が2.2ポイント上昇したこと により、営業総利益は前年同期間比4.9%減少し9億70百万円余(対前年同期間49百万円余減)となりました。営業利 益は前年同期間比13.7%減少し1億4百万円余(対前年同期間16百万円余減)、経常利益は前年同期間比6.8%減少し 1億99百万円余(対前年同期間14百万円余減)となりましたが、特別利益に受取補償金を45百万円計上したことによ り、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期間比14.2%増加し1億69百万円余(対前年同期間21百万円余増)の 計上となっております。 セグメントの業績を示すと次のとおりであります。

(輸出部門)

輸出部門におきましては、機械機器製品は昨年並みに推移しましたが、雑貨及び食料品が増加したことにより、 輸出部門の売上高は1.4%増(前年同期比)の32億47百万円余、しかしながら、セグメント利益は2.9%減(前年同 期比)の75百万円余の計上となりました。

(輸入部門)

輸入部門におきましては、雑貨は増加しましたが、繊維製品が減少したことにより、輸入部門の売上高は0.2%増 (前年同期比)の56億38百万円余、外注費比率が2.0ポイント上昇したことにより、セグメント損失は89百万円余 (前年同期間はセグメント損失32百万円余)の計上となりました。

(国際部門)

国際部門におきましては、輸出は、アジア、中国、台湾の取扱いを伸ばしましたが、設備機械類輸出が一巡した 中南米及び第三国積を含むインドネシア、北米での取扱いが減少したことにより、輸出全体では対前年同期間で微 減となりました。輸入は香港、インドネシアの落ちこみがありましたが、中国、ベトナム、台湾での新規取り組み や欧州との取扱いを増やした結果、大幅な増加となり、国際部門の売上高は18.5%増(前年同期比)の58億82百万 円余、セグメント利益は54百万円余(前年同期間はセグメント利益2百万円余)の計上となりました。

(その他)

船内荷役、港湾関連及び倉庫業等の売上高は前年同期間比18.8%減少し、2億12百万円余の計上となりセグメン ト利益は63百万円余(前年同期間はセグメント利益73百万円余)の計上となりました。

(注)上記のセグメントの営業収入には、セグメント間の内部営業収入6百万円余を含んでおります。

(略)

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