NEWS

物流ニュース

ファイズ/売上高は前年比13・7%増、経常利益は前年比55・3%減(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(非連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期  決算短信〔日本基準〕(非連結)
単位・百万円  

        売上高  営業利益  経常利益  当期純利益

2019年3月期 8,448 13.7  187 △60.1  209 △55.3  133 △55.8

2018年3月期 7,428 42.4  469 35.9   468 42.5   301 50.0

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当事業年度における我が国経済は、政府による経済政策を背景に、企業業績や雇用環境の改善が続き景気は緩や かな回復基調で推移いたしました。個人消費についても、雇用・所得環境の改善が続き消費者マインドの持ち直し が継続しております。 多様化する消費者ニーズの変化に伴う貨物の小口化、多頻度化等による輸配送ニーズの多様化に加え、EC市場の 拡大を背景に物流量が拡大し、トラックによる輸配送のニーズもさらに高まっており、物流業界をとりまく事業環 境は大幅に変化しております。 一方EC業界におきましては、宅配料金の値上げ等の不安もある中、個人消費者の購買状況は引き続き上昇傾向に あり、EC市場は2022年までには26兆円に達する見込みといわれております(出典:株式会社野村総合研究所調 べ)。そのため、EC業界における物流の果たす役割は年々重要視され期待も高まっております。 このような環境のもと当社は、オペレーションサービス、ロジスティクスサービス、デリバリーサービスの3つ の柱で、EC(注)におけるサードパーティーロジスティクス(荷主が第三者であるロジスティクス業者に対し、物流 業務全般を長期間一括して委託すること)から小口配送までのワンストップサービスの提供を最重要戦略と位置付 け、積極的な営業活動を推進してまいりました。また、将来の労働人口減少を見据えた人材確保のため、積極的な 採用活動に取り組んでまいりました。 以上の結果、当事業年度における経営成績は、売上高8,448,023千円(前年同期比13.7%増)、営業利益187,167千 円(同60.1%減)、経常利益209,737千円(同55.3%減)、当期純利益133,374千円(同55.8%減)の増収減益となりまし た。 サービス別の業績は、次のとおりであります。なお、当社はECソリューションサービス事業の単一セグメントで あるため、サービス別に記載しております。

(オペレーションサービス)

オペレーションサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長した結果、売上高は5,931,944千円(前 年同期比10.8%増)となりました。

(ロジスティクスサービス)

ロジスティクスサービスにおきましては、主要顧客の通販関係荷量が伸長したこと及び当期より開始いたしまし た配車最適化システムを利用したサービス提供を行った結果、売上高は1,835,866千円(前年同期比39.7%増)とな りました。

(デリバリーサービス)

デリバリーサービスにおきましては、過年度に受託した大型案件が期中にサービス提供を終了し、新規顧客への サービスを開始した結果、売上高は680,212千円(前年同期比10.8%減)となりました 。

(注)ECとは、インターネットやコンピュータなど電子的な手段を介して行う商取引の総称。また、Webサイトなど を通じて企業が消費者に商品を販売するオンラインショップのこと。

(略)

Translate »