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大東港運/経常利益は前年比24%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高   営業利益  経常利益  当期純利益

2019年3月期 22,401 5.6  799 21.9   841 24.0   548 23.0

2018年3月期 21,216 8.5  655 △16.2  678 △12.1  445 △14.0

(注) 包括利益 2019年3月期 490百万円( △1.0%) 2018年3月期 495百万円( △14.9%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度におけるわが国経済は、夏場に相次ぐ自然災害があったものの企業収益の伸長から設備投資は堅 調に推移しました。 個人消費については雇用環境が改善したものの物価上昇による可処分所得の伸び悩みから緩やかな回復基調を辿 りました。 海外経済においては、米国では個人消費や設備投資が増加したものの、通商問題や金融政策など不透明感が高ま りました。 欧州では輸出環境の悪化と環境規制強化などが起因し、景気は緩やかな回復にとどまりました。 中国はインフラ投資の減速や米中貿易摩擦の激化を受けて景気は鈍化、アジアにおいては緩やかな回復となりま した。 かかる環境下、物流業界におきましては、欧州およびアジアからの輸入はおおむね横ばい、米国からの輸入は持 ち直しの動きがみられました。 輸出に関してはこのところ弱含みで推移しました。 一方で当社を取り巻く港湾運送の環境は、ドライバー不足が深刻化し物流コストが増加する等、厳しさが増しま した。 当社の取扱いにおいては、その主要部分を占める食品の輸入は、畜産物および水産物ならびに農産物他、総じて 増加となりました。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいても微増となりました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 6次中期経営計画「変化による進化」~Diversification~の2年目を迎え、社員一同以下の中期経営計画諸施策に 取り組んでまいりました。

・営業力強化

組織営業力強化に取り組み、前期を上回る、過去最高の営業収益を計上しました。

・生産性向上

昨年11月にRPA(Robotic Process Automation)によるパイロット試行を始め、今後本格導入するに際し当社業 務における生産性向上に効果があることを確認しました。

・事業拡大

昨年11月に韓国・釜山の持分法適用会社である株式会社東甫(Dongbo Corporation)への持株比率を20%から 33%へ増やし提携関係を強化することによって、東アジア市場への取り組み拡大に努めました。 その結果、当連結会計年度における営業収益は、前年同期間比5.6%増の22,401,647千円となりました。 また経常利益につきましては前年同期間比24.0%増の841,569千円、親会社株主に帰属する当期純利益は前年同期 間比23.0%増の548,029千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。

[輸出入貨物取扱事業]

輸出入貨物取扱事業は、畜産物・水産物・農産物他の増加により、営業収益は前年同期間比4.2%増の18,831,101 千円となり、セグメント利益は前年同期間比11.6%増の1,643,131千円となりました。

[鉄鋼物流事業]

鉄鋼物流事業は、鉄鋼製品の国内需要が堅調に推移したことから、営業収益は前年同期間比1.6%増の1,545,677千 円となり、セグメント利益は前年同期間比4.9%増の89,443千円となりました。

[その他事業]

その他事業は、港湾運送収入の増加により、営業収益は前年同期間比25.3%増の2,024,867千円となり、セグメン ト利益は前年同期間比4.8%増の144,023千円となりました。

(略)

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