伏木海陸運送/経常利益は前年比19・9%増(2019年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 2019年6月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 2019年6月期第3四半期 10,463 △1.5 626 16.1 616 19.9 362 20.3 2018年6月期第3四半期 10,627 6.2 540 △8.1 513 0.7 301 52.4 (注)包括利益 2019年6月期第3四半期 280百万円 (△29.3%) 2018年6月期第3四半期 396百万円 (△2.6%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、世界における保護主義的な経済政策の台頭やそれに伴う通商摩 擦の懸念等により、企業輸出は伸び悩みましたが、設備投資と個人消費には底堅さがみられ、景気は緩やかな回復が 続きました。 このような事業環境のなか、当社企業グループは、売上の増加に向けて積極的な営業活動を行いましたが、繊維製 品製造事業の需要の減少等に伴い売上は、マイナスとなりました。一方、営業利益は経費の圧縮に努め増益となりま した。 この結果、当第3四半期連結累計期間の売上高は104億6千3百万円(前年同四半期比1億6千4百万円、1. 5%の減収)、営業利益は6億2千6百万円(前年同四半期比8千6百万円、16.1%の増益)、経常利益は6億 1千6百万円(前年同四半期比1億2百万円、19.9%の増益)、親会社株主に帰属する四半期純利益は、3億6 千2百万円(前年同四半期比6千1百万円、20.3%の増益)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。 [港運事業] 港運事業の売上高は、トラック運賃の一部値上げ、付帯業務の増加により70億2千7百万円(前年同四半期比1 億3百万円、1.5%増収)、セグメント利益は6億6千7百万円(前年同四半期比1億1千2百万円、20.3% 増益)となりました。 [不動産事業] 不動産事業の売上高は、7億4千3百万円(前年同四半期比1千7百万円、2.3%減収)、セグメント利益は2 億3千5百万円(前年同四半期比2千6百万円、12.5%増益)となりました。売上の減少は、前期に決算期変更 を行い12ヶ月間の決算を取り込んだ住宅建築会社の影響が当期になくなったことによるものです。増益は、前期発 生した老朽化施設の修繕費が今期は減少したためです。 [繊維製品製造事業] 繊維製品製造事業の売上高は、国内自動車向け需要減少により17億7千8百万円(前年同四半期比1億4千7百 万円、7.6%減収)、セグメント損失は0百万円(前年同四半期は5千3百万円、利益)となりました。 [その他事業] その他事業の売上高は、9億6千6百万円(前年同四半期比8千8百万円、8.4%減収)、セグメント利益は1 千7百万円(前年同四半期比1千5百万円、48.0%減益)となりました。これは主に旅行業の減収によるもので す。 (略)