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リンコーコーポレーション/経常利益は前年比76・4%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       売上高  営業利益  経常利益 当期純利益

2019年3月期 17,625 9.1  787 72.7   794 76.4  567 27.5

2018年3月期 16,151 1.2  455 △2.6  450 △1.7  445 40.7

(注)包括利益 2019年3月期 50百万円 (△90.1%) 2018年3月期 507百万円 (△30.9%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度(2018年4月1日から2019年3月31日)におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所 得環境の改善、堅調な設備投資を背景に、緩やかな回復基調で推移いたしました。一方、海外経済については、米 中を中心とした通商問題の動向や中国経済の減速による世界経済への影響が懸念され、先行きに不透明感が残る状 況で推移してまいりました。 このような状況の下、当社企業グループの主要な事業拠点であります新潟港では、一般貨物、コンテナ貨物とも に取扱数量が前連結会計年度比で増加し、当社企業グループの主力である運輸部門におきましても、船内取扱数量 が増加いたしました。ホテル事業部門、機械販売部門、商品販売部門も堅調に推移いたしました。 これらの結果、当連結会計年度の当社企業グループ売上高は176億2千5百万円(前連結会計年度比9.1% の増収)、営業利益は7億8千7百万円(前連結会計年度比72.7%の増益)、経常利益は7億9千4百万円 (前連結会計年度比76.4%の増益)となり、親会社株主に帰属する当期純利益は5億6千7百万円(前連結会 計年度比27.5%の増益)となりました。 セグメントの業績は次のとおりであります。

(運輸部門)

当社運輸部門と運輸系子会社4社を合わせた同部門の当連結会計年度の貨物取扱数量は、前連結会計年度比 11.6%増加の620万4千トンとなりました。コンテナ貨物については輸出入ともに堅調に推移し、前連結会 計年度比18.2%の増加となりました。また一般貨物は前連結会計年度比3.3%の増加と微増ではありました が、関連する附帯作業が増加したこともあり、業績向上に寄与いたしました。これらの結果、同部門の売上高は 105億6千7百万円(前連結会計年度比8.4%の増収)となりました。経費面でも取扱貨物量の増加に伴い下 払費が増加しましたが、労務や機械の稼働率上昇を背景に作業効率が向上したことから、同部門のセグメント利益 は2億9千万円(前連結会計年度比366.6%の増益)となりました。

(不動産部門)

商品土地の販売や新規の土地賃貸契約の増加が増収に寄与し、同部門の売上高は3億2千1百万円(前連結会計 年度比3.7%の増収)、セグメント利益は2億1百万円(前連結会計年度比4.6%の増益)となりました。

(機械販売部門)

建設機械の販売は、大型案件の受注件数が増加し、前連結会計年度比で大きく増収となりました。また、整備関 係につきましても、建設機械整備は前連結会計年度比で増収、自動車整備は前連結会計年度並みとなりました。こ れらの結果、同部門の売上高は16億7千7百万円(前連結会計年度比16.9%の増収)、セグメント利益は1 千8百万円(前年同期は2百万円の損失)となりました。

(ホテル事業部門)

株式会社ホテル新潟は、宿泊、宴会、レストランの各部門で好調を維持し、前連結会計年度比で増収増益となり ました。また、株式会社ホテル大佐渡は、主に台風の影響等による宿泊客の減少や減価償却費の増加などにより、 前連結会計年度比で減収減益となりました。 これらの結果、ホテル2社を合わせた同部門の売上高は、30億8千9百万円(前連結会計年度比4.7%の増 収)、セグメント利益は2億1千万円(前連結会計年度比30.7%の増益)となりました。

(商品販売部門)

作業用品等の一般商品販売、住宅資材等の貿易代行は低調に推移したものの、セメントを中心とした建設資材の 販売が堅調に推移した結果、同部門の売上高は17億9千7百万円(前連結会計年度比16.6%の増収)、セグ メント利益は3千7百万円(前連結会計年度比35.6%の増益)となりました。

(その他)

保険代理店業、産業廃棄物の処理業を合わせたその他の売上高は、2億8千9百万円(前連結会計年度比6. 5%の減収)、セグメント利益は2千6百万円(前連結会計年度比86.9%の増益)となりました。

(略)

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