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ヤマトシステム開発/クラウド環境上で「24時間365日監視、保守」さらに「復旧」までを トータルサポートするRPAサービスを提供開始

物流システム 2023.06.17

国内初!クラウド環境上で「24時間365日監視、保守」さらに「復旧」までを トータルサポートするRPAサービスを提供開始

~「稼働時間に応じた料金体系」でコストを抑えつつ、「業務効率化」と「働き方改革」を支援~

ヤマトホールディングス傘下のヤマトシステム開発株式会社(以下YSD)は、RPA(ロボティク・プロセス・オートメーション)※1導入企業の業務効率化、ワーク・ライフ・バランスの支援を目的として、クラウド環境を利用した「24時間365日」監視、保守、復旧をサポートし、また「稼働時間に応じた料金体系」を実現させたRPAサービスの提供を開始します。

1.背景

 労働人口が減少している昨今、労働力の有効活用や「働き方改革」の実現に向けた業務効率化が課題となりその解決手段として業務自動化を実現するRPAの導入が急速に進んでいます。 (2018年度国内RPA市場規模は前年度比134.8%増の418億円、2022年度は802億円の予想)※2

 その一方で、導入時のライセンス購入、サーバー設置など初期投資の負担に加え、RPAが予定通りに稼働せずその対応に追われたり、管理されていないRPAいわゆる「野良ロボット」による不適切処理といった新たな課題が浮き彫りになりつつあります。

 そこでYSDはヤマトホールディングス傘下の事業会社に多数のRPAを提供してきたノウハウを活かし、国内初となる「従量課金」によるクラウド上で、さらに「24時間365日監視、保守、復旧」までをトータルでサポートするRPAサービスを提供し、導入事業者のさらなる業務効率化や「働き方改革」の推進に貢献していきます。

 なお、本サービスは2019年6月からテスト運用、同年8月頃から本運用にて提供を開始します。

2.サービス概要

 YSDは宅急便の情報システムが24時間365日円滑に稼働するための監視を行っており、その体制・ノウハウを活用し、RPAマルチベンダーとして本サービスを提供します。

 

RPAのサービス概要図.jpg

 

【導入企業のメリット】

24時間365日RPA稼働監視により、昼夜間問わず安心してRPAを利用することが可能。
予期せぬRPA停止時の復旧をYSDが行うことで、復旧作業にかかる業務負荷を軽減。
YSD運営のクラウド環境上にRPA実行環境を構築するため、新たなハードの増設、その保守が不要となり管理負荷およびコスト削減が可能。
RPA稼働時間に応じた従量課金制のため、通常固定費であるRPA使用コストの変動費化が可能。

3.今後の展開

 本サービスは2019年6月からテスト運用を開始し、2019年8月頃に本運用のサービス提供を予定しています。

 またYSDはRPAマルチベンダーとして、業務解析、シナリオ開発、監視、保守、復旧まで、お客様の事業価値向上を目的とした業務変革をトータルにサポートするメニューを順次増やしていく予定です。

 

以上

 

※1
RPA は、Robotic Process Automation の頭文字。
認知技術(機械学習・人工知能等)を活用した、業務の効率化・自動化の取組み。パソコン内のソフトウェアロボットが、複数のアプリケーション連携操作や、表示画面の内容確認、入力作業など、今まで人手で行っていた事務作業を代行します。
※2
出所元:矢野経済研究所「RPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)市場に関する調査(2018年)」2019年2月14日発表
(RPAツール製品や導入支援サービス他のRPA関連サービスを対象とし、市場規模を算出した。)
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