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杉村倉庫/経常利益は前年比13・9%増(2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

2019年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)
単位・百万円  

       営業収益   営業利益  経常利益  当期純利益

2019年3月期 10,174 1.1   1,180 12.8  1,110 13.9  940 △16.1

2018年3月期 10,067 △1.2  1,046 △5.1  974 △7.1  1,121 42.9

(注) 包括利益 2019年3月期 749百万円( △28.5%) 2018年3月期 1,048百万円( 74.5%)

(略)

(1)当期の経営成績の概況

当連結会計年度における我が国経済は、企業の業績や雇用情勢の改善を背景に景気は緩やかな回復基調にあるも のの、世界経済の不安定な動向により、先行きは依然として不透明な状況となっております。 倉庫物流業界においては、消費関連貨物や生産関連貨物の荷動きが底堅さを示すものの、慢性的な人手不足の影 響が拡大しており、人件費の上昇などに起因するコスト増により引き続き厳しい事業環境が続いております。 このような情勢のもと、当社グループは高品質の物流サービスの提供による顧客満足度の向上と、業務のより一 層の効率化を目指してまいりました。 当連結会計年度における当社グループの営業収益は、101億7千4百万円となり、前連結会計年度に比べ1億7百万円 (1.1%)の増収となりました。営業原価は80億9千9百万円となり、前連結会計年度に比べ1億3千7百万円(1.7%) 減少し、販売費及び一般管理費は8億9千4百万円となって、前連結会計年度に比べ1億1千1百万円(14.2%)増加し ました。この結果、営業利益は11億8千万円となり、前連結会計年度に比べ1億3千3百万円(12.8%)の増益となり ました。経常利益は11億1千万円となり、前連結会計年度に比べ1億3千5百万円(13.9%)の増益となりました。特 別利益に投資有価証券売却益2億6千3百万円等を計上し、特別損失に災害による損失9千8百万円等を計上し、法人税 等4億2千9百万円を差し引くと、親会社株主に帰属する当期純利益は9億4千万円となり、前連結会計年度に比べ1億8 千万円(16.1%)の減益となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。

(物流事業)

当連結会計年度は、前連結会計年度に比べ米や電気機械の取扱が減少したものの、食料品や輸入雑貨などの取扱 が増加しました。この結果、外部顧客に対する営業収益は85億4千6百万円となり、前連結会計年度に比べ7千1百万 円(0.8%)の増収となりました。費用面では賃借使用料や減価償却費が減少し、セグメント利益は6億6百万円とな り、前連結会計年度に比べ1億9千6百万円(47.9%)の増益となりました。

(不動産事業)

既存顧客の賃貸エリアの増床と新規顧客の増加により、外部顧客に対する営業収益は13億2千2百万円となり、前 連結会計年度に比べ3千9百万円(3.1%)の増収となりました。費用面では減価償却費等が増加したものの、セグメ ント利益は10億5千8百万円となり、前連結会計年度に比べ5百万円(0.5%)の増益となりました。

(その他の事業)

ゴルフ練習場の入場者数は今年度後半になって増加傾向となり、営業収益が2億2千5百万円となりましたが、人件 費等が増加しましたので、前連結会計年度に比べ増収減益となりました。 売電事業は営業収益が8千万円となり、前連結会計年度には及びませんでしたが、減価償却費が減少しましたの で、減収増益となりました。 以上により、その他の事業の営業収益は3億6百万円となり、前連結会計年度に比べ3百万円(1.3%)の減収とな りました。セグメント利益は8千9百万円となり、前連結会計年度に比べ3百万円(4.0%)の減益となりました。

(略)

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