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オンワードホールディングス/縫製技術とデジタル技術を融合したスマートファクトリー 「樫山(大連)有限公司第 2 工場」開業

SCM・製造拠点 2023.06.17

マスカスタマイゼーション時代に対応する

縫製技術とデジタル技術を融合したスマートファクトリー 「樫山(大連)有限公司第 2 工場」開業

株式会社オンワードホールディングス(本社:東京都中央区 代表取締役社長:保元 道宣) の子会社である樫山(大連)有限公司(本社:中国・大連 総経理:高 江)は、マスカスタマイ ゼーション時代に対応する縫製技術とデジタル技術を融合した最新鋭のスマートファクトリー 「樫山(大連)有限公司第 2 工場」を 4 月 3 日(水)に開業しましたのでお知らせいたします。 「樫山(大連)有限公司第 2 工場」は、『KASHIYAMA the Smart Tailor(カシヤマ ザ・スマ ートテーラー)』専用の縫製工場として、既存の第 1 工場に隣接し、スーツ 10 万着の年間生 産能力を有しています。IoT や RPA(注)など最新機器・システムの導入による、受注から在庫 管理、製品の移動や仕分け、資材の発注、輸送までの自動化の実現と、工場設立以来継 承・蓄積された職人の縫製技術・ノウハウを融合することで、工場から直接、高品質なオーダ ーメイドスーツを短期間でお客様へ提供します。 (注)RPA[Robotic Process Automation] 第 2 工場では、「Factory to Customer」をコンセプトの一つに掲げ、工場からお客様への 直接発送だけにとどまらず、将来的には、来場者への各生産工程状況の公開や、注文され たお客様が自身のオーダー品の生産状況確認、一部の工場内の見学を Web 上からできる 仕組みづくりも計画。一種のトレーサビリティーと位置付け、そして新たなブランディングの手 法として工場の「見える化」を推進していきます。また、地元の方々とのリアルタッチポイントと して工場内に「KASHIYAMA ガイドショップ」を併設し、多様なサービスを提供していきます。 さらに、CS(顧客満足度)のアップには、ES(従業員満足度)の向上が不可欠との観点から、 アジアでは働く上で重要視される従業員食堂の一新や、完全空調設備の導入、新たな制服 の採用など労働環境を整備し、縫製工場の財産である従業員が働きやすい職場づくりも進 めています。 工場を自社で運営することにより、これまでグループで培ってきた生産、流通、販売のノウ ハウをデジタル技術と融合させ、革新的なスマートファクトリーの構築を目指してまいります。

■第 2 工場概要

名称 樫山(大連)有限公司第 2 工場

所在地 中国・大連経済技術開発区鉄山西路 9-5 号

建屋面積 1,960 ㎡

建築面積 7,533 ㎡

従業員数 約 300 名

生産能力 年間スーツ 10 万着

生産アイテム 『KASHIYAMA the Smart Tailor』メンズ・レディススーツ

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