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山九/中国現地法人の医療器械経営許可を取得

SCM・製造拠点 2023.06.17

中国現地法人の医療器械経営許可取得について

~グループ初の医療器械取り扱い認証取得、UDIデータ管理も在中国日系企業として初~

山九株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:中村公大)の中国における現地法人、上海経貿山九儲運有限公司(総経理、南海平、以下、上海山九)は、1月29日に国家薬品監督管理局より医療器械経営許可証(医療機器第三方物流)を取得いたしました。

同許可証は中国国内において物流会社のような第三者に医療器械の保管、輸送などの取り扱いを許可する認証です。上海山九の旗艦倉庫である浦東物流センター(上海市浦東新区)30,000m2のうち5,940m2の専用エリアを登録し、専用フォークリフト、温湿度管理設備、保安設備などを完備いたしました。なお、今回のような医療関連の取り扱い認証取得は山九グループにおいても初めての取得となります。

ソフト面においては最新の医療器械用WMSシステムを導入。リアルタイムで物流情報の見える化を実現するとともに、GS1(※)が定めるUDI(医療機器の固有識別)のデータ管理にも在中国日系企業として初めて対応可能となりました。これによりトラブル発生時の管理や商品回収時においてスピーディな対応が可能となるなど、ソフト面においても大きな拡充となります。また、これから中国で医療サービスの展開を考えているお客様に対しても即座にサポートをすることが可能となりました。

浦東物流センターは上海外高橋CY、保税区、自由貿易区、物流園区の近郊に位置する国際物流にも適した、立地性に優れた倉庫です。自動車部品物流を始め、中国でこれまで培った高品質なサービスを、医療分野に於いても提供し、更なる物流サービスの拡充を目指してまいります。

※GS1 複数の地域に跨るサプライチェーンの効率と透明性を高める為、国際規格を設計・策定する国際組織。

■上海経貿山九儲運有限公司について

1996年開設。従業員1,006名。上海を中心に江蘇省、浙江省、湖北省に延べ12万m2の倉庫を有する。中国における山九グループ最大規模の現地法人です。

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