東都水産/売上高は前年比1・3%減、経常利益は前年比7・5%増(平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成31年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 31年3月期第3四半期 89,552 △1.3 793 △19.3 1,071 7.5 740 30.9 30年3月期第3四半期 90,742 △1.0 983 △14.4 997 △20.9 565 △42.2 (注)包括利益 31年3月期第3四半期 462百万円 (△52.6%) 30年3月期第3四半期 974百万円 (42.7%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第3四半期連結累計期間における我が国経済は、平成30年7月~9月に発生した自然災害等の影響により落ち 込みを見せるも被害の影響は一巡し、企業収益、所得は堅調に回復、設備投資も増加基調で推移しております。 一方海外経済においては、米中貿易摩擦や米国の利上げによる新興国からの資金流出、中国経済の消費減速、欧 州経済の不確実性等先行き不透明な状況にあります。 水産物卸売市場業界におきましては、魚価は回復傾向にあるものの、消費者の食料品への低価格・節約志向は根 強く、安全・安心な商品に対するニーズは依然として高く、また、海外での需要増加により仕入価格が高止まり し、水産物及び漁獲量の減少や市場外流通との競合とも相俟って、取扱数量が減少する厳しい事業環境で推移しま した。 当第3四半期連結累計期間の売上高は、前年同四半期連結累計期間と比べ1.3%減少の89,552百万円となりまし た。営業利益は人件費及び販売諸経費の縮減等経費の削減に努めましたが、売上総利益率の低下により、前年同四 半期連結累計期間と比べ19.3%減少の793百万円となりました。経常利益は受取配当金の増加及び為替差益の計上 等により前年同四半期連結累計期間と比べ7.5%増加の1,071百万円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同 四半期連結累計期間と比べ30.9%増加の740百万円となりました。 セグメントごとの経営成績は次のとおりであります。 (略) ②冷蔵倉庫及びその関連事業 売上高につきましては、AERO TRADING社の売上高の減少及び東水フーズ㈱が平成30年3月31日をもって解散した こと等により、前年同四半期連結累計期間と比べて25.6%減少の6,117百万円となりました。営業利益は売上総利 益率の低下及び㈱埼玉県魚市場の物流センター稼働に伴う減価償却費の増加等により前年同四半期連結累計期間と 比べて52.8%減少の294百万円となりました。 (略)