物流ニュース

仙台低温物流センター 保税蔵置場許可取得のお知らせ

当社は 2018 年 12 月 1 日付けで横浜税関より仙台低温物流センターにおいて保税蔵置場の許可を取得 しました。冷凍冷蔵倉庫における保税蔵置場であり、冷凍冷蔵品の輸出入貨物の蔵置・取扱いが可能にな りました。併せて、動物検疫所より畜産物の輸出入検査場所の指定も取得しました。 当センターは、2016 年 3 月に竣工した 365 日 24 時間稼働の四温度帯対応倉庫です。 仙台東部道路の仙台東 IC から 3ｋｍに位置し、仙台を中心とした東北エリアや全国へのアクセスに も優れ、食品・日用品等の在庫保管・流通加工と各納品先への効率的な配送拠点として運営していま す。 今般、仙台塩釜港から約 7ｋｍの至近距離にあることから、食品業界のお客様に対し、冷凍冷蔵品の 保税エリアへの入庫から輸出入通関、保管・仕分・流通加工作業・出庫・輸配送までトータルなサービ スをご提供いたします。これにより、保税に係る物流コストの削減やリードタイム短縮、品質面での向 上・コンプライアンス強化を実現しました。 動物検疫所の輸出入検査場所の指定を取得していることから、畜産品をはじめとする原材料の調達物 流から製品の販売物流まで、お客様のサプライチェーンをトータルでサポートさせていただきます。 当社は、東北エリアにおける低温流通サービス の拡充をロジスティクス事業の重要戦略の一つと 位置づけています。保税蔵置場の取得により、コン テナ取扱量が旺盛な仙台塩釜港を主軸に、グロー バルなコールドチェーンの物流拠点としてサービ スの強化を進めて参ります。 また、仙台市における民間投資促進特区（ものづ くり産業版）に基づく指定事業者として、人の雇用 促進と産業の振興を通じて、東北の活性化に貢献 いたします。

【物流センター概要】

名称 カトーレック仙台低温物流センター

所在地 宮城県仙台市宮城野区扇町 1-3-25

[アクセス] 仙台塩釜港より約 7.7km

仙台東部道路 仙台東 IC より約 3km

JR 仙石線 小鶴新田駅より徒歩約 8 分

構造 鉄骨造 2 階建 （準耐火構造）

敷地面積 11,657 ㎡ （3,526 坪）

延床面積 10,593 ㎡ （3,204 坪）

用途 冷凍 ／ チルド ／ 冷蔵 ／ 常温 許認可等

保税蔵置場 ／ 畜産物の輸出入指定検査場所

設備仕様 ・事務所： 705 ㎡ ( 216 坪)

・倉庫： 冷凍（-25℃）：2,221 ㎡ (672 坪) ／ チルド(0～5℃)：841 ㎡ (254 坪) ／ 冷蔵(5～10℃)：5,517 ㎡ (1,670 坪) ／ 常温：1,260 ㎡ (381 坪)

・トラックバース: 30 バース (内 可動式ドックシェルター30 バース)

・バーチレーター：2 基

・エレベーター：2 基

・監視設備：各異常監視センサー、温度センサー（データ蓄積型）