オーディオテクニカ/台湾現地法人設立30周年を迎える今年、台湾鐵三角中壢工場棟を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 2018年11月28日 台湾現地法人設立30周年を迎える今年、台湾鐵三角中壢工場棟を建設 株式会社オーディオテクニカは、台湾現地法人設立30周年を迎える今年、台湾鐵三角中壢工場棟を建設、11月28日に竣工いたしました。 台湾鐵三角中壢工場棟外観 当社の現地法人である台湾鐵三角(股)有限公司は、1988年8月の設立以来、主にヘッドホンとマイクロホンの製造を担うアジアにおける重要な拠点として発展し、現在では全世界にオーディオ関連製品を出荷しております。周辺エリアのインフラ整備の拡充や現行工場の老朽化などの物理的背景、生産能力増強の必要性とネットワーク確立などの機運醸成を受け、設立30年の竣工を目指して2016年に新工場建設計画をスタートいたしました。 新工場は、既存のワイヤード製品の開発強化に加え、近年需要が増えているワイヤレス製品の開発及び生産拡大のための新たな施設として、電波暗室、無響室、シールドルーム、クリーンルーム、試聴室などを完備した、地下1階、地上3階の4層構造となります。3階に新設されたクリーンルームでは、高品位なコンデンサー型の音響変換器を生産することが可能になりました。 電波暗室 無響室 製造ライン また、無響室などの特殊室は、外部からの振動遮断を目的とする地下1階から全て切り離した設計となっていることに加え、工場から独立したトランスを経由して電源供給を行うことで電気的ノイズを回避するなど、ものづくりへの徹底したこだわりがつまっています。 また、アジアにおける重要な拠点である台湾では、台北、台中、高雄の3箇所のショールームを設置しております。 台北ショールーム外観 台北ショールーム内ディスプレイの様子 日本国内にとどまることなく、アジアをはじめとしたグローバルに展開している当社の活動を広く知っていただき、オーディオテクニカのさらなる進化にご期待を寄せていただけるよう、邁進いたします。 ≪台湾鐵三角工場概要≫ 施設名:台湾鐵三角中壢工場棟 所在地:中華民国 桃園市中壢区福達路二段322巷6号 アクセス:台湾高鐵(新幹線)桃園駅から車で15分 竣工: 2018年11月28日 構造: 工場/RC造(一部S造)地下1階付3階建 建築面積: 1,941.35㎡ 延床面積:6,873.68㎡ Audio-Technica Taiwan Co., Ltd.