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SAP/ロボティック・プロセス・オートメーション機能の強化に向けContextor社を買収

物流システム 2023.06.17

SAP、ロボティック・プロセス・オートメーション機能の強化に向けContextor社を買収

(本リリースは、11月19日に弊社本社から発表された発表文の抄訳です)

SAP SE(NYSE: SAP)は本日、ロボティック・プロセス・オートメーション(RPA)の設計と統合におけるヨーロッパのリーダー企業であるContextor SASを買収したことを発表しました。これにより、SAP® Leonardo Machine Learningポートフォリオの開発と拡張が加速されます。

Contextor社のRPAテクノロジーは、ビジネス・ソフトウェア・ユーザーの繰り返し業務を削減し、アプリケーション内およびアプリケーション間での有人型と無人型の両方のRPAを実現します。これまでにContextor社のお客様はビジネスプロセスを自動化するボットを10万以上導入してきました。

RPAによりSAPおよびSAP以外のアプリケーション間のユーザーインターフェースのやりとりがシンプルになります。Contextor社のRPAは、SAP® Cloud Platform、およびSAP Leonardo Machine Learningの対話型AIテクノロジーと文書処理機能に統合され、SAPの主要ソリューションにインテリジェントRPAとして組み込まれて提供される予定です。

SAPの機械学習部門の責任者であるマークス・ノガ(Markus Noga)は次のように述べています。「Contextorによって加速するインテリジェントRPAにより、企業はインテリジェントエンタープライズになるために必要な高度な自動化を達成できます。この買収は、プロセス自動化構想の実現に向けた大きな一歩であり、SAP S/4HANA®を初めとするSAPアプリケーションへのRPA機能の組み込みを促進するものです」

インテリジェントRPAは、2019年前半にはSAP S/4HANAに統合される予定です。その後、ほかのSAPアプリケーションにも組み込まれていきます。

SAPは、Contextor社のRPAテクノロジーを使用して、今後3年間でSAP® ERPソフトウェアでサポートされるすべてのビジネスプロセスの半分を自動化する計画です。パリに拠点を置くContextor社は、2000年に創設され、RPAソフトウェアの研究開発を専門とする企業で、賢く俊敏かつ効率的なアプリケーションアシスタント、ウィザード、スタンドアローンボットを提供しています。

以上

 

 

SAPについて
SAPは、エンタープライズ・アプリケーション・ソフトウェアにおけるマーケットリーダーとして、あらゆる業種におけるあらゆる規模の企業を支援しています。
SAPは、企業が市場での優位性を保持するため、バックオフィスや役員会議室、倉庫や店頭で、さらにデスクトップ環境やモバイル環境などにおいて、企業がより効率的に協業を行い、より的確なビジネス判断を行うための様々なソリューションを提供します。
企業が継続的な収益性の高い事業を実現することに貢献するSAPのアプリケーションやサービスは、世界各国およそ413,000社の顧客企業に利用されています。
また、フランクフルト証券取引所やニューヨーク証券取引所を含むいくつかの取引所で「SAP」の銘柄で取引されています。詳細はhttp://www.sap.com(英語)をご参照ください。
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