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ラサールロジポート投資法人/経常利益は前年比6%増(2018年8月期 決算短信(REIT))

決算短信 2023.06.17

2018年8月期 決算短信(REIT)

単位・百万円  

       営業収益 営業利益 経常利益 当期純利益

2018年8月期 5,663 7.8  3,043 8.4  2,697 6.0  2,696 6.0

2018年2月期 5,251 0.3  2,806 2.4  2,544 4.7  2,543 4.7

(略)

(当期の概況)

① 投資法人の主な推移

本投資法人は、投信法に基づき、本資産運用会社を設立企画人として、2015年10月9日に出資金150百万円 (1,500口)で設立されました。その後、本投資法人は、2016年2月16日を払込期日として公募による新投資口 (1,050,800口)の発行を実施し、2016年2月17日に株式会社東京証券取引所不動産投資信託証券市場(J-REIT 市場)に上場しました(銘柄コード3466)。また、2016年3月15日に、上記公募に伴う第三者割当による新投資 口(47,700口)の発行を実施しました。この度、2018年8月期(第5期)の決算を終了し、当期末時点での発行 済投資口の総口数は1,100,000口となっています。

② 運用環境と運用実績

日本経済は比較的良好に推移し、輸出と設備投資が安定成長を牽引しました。外需の成長ペースは2017年と比 べて減速したものの、中国を中心に安定的に増加しました。雇用市場は非常に逼迫し、賃上げペースが加速した ため、今後の消費に対する期待が高まりました。米国と中国との間の貿易戦争がリスク要因として浮上したにも かかわらず、株式市場や債券市場は比較的に安定的に推移し、上場J-REIT市場も全般的に良好に推移していま す。さらに、7月31日の日銀政策決定会合では、長期金利の変動幅を僅かに拡大することによって金融機関の収 益性に配慮した結果、低金利政策の継続の可能性が一段と高まりました。資本市場においては「ゴルディロック ス(適温)」相場が継続する中、不動産に対する旺盛な投資需要も継続しています。その結果、不動産利回りは 多くの市場で現行サイクルの最低値に留まっています。先進的物流施設市場では、首都圏において旺盛な新規需 要が継続し、一部のエリアを除いて空室率が低水準に留まりました。Eコマース関連の需要を含めて消費財を扱 うテナントが物流拠点を積極的に拡充する動きが見られます。近畿圏では、大阪湾岸エリアの空室率が高水準に 留まり、一方で内陸エリアでは新規供給の消化が順調に進みました。 このような状況下、本投資法人においては、当期末までの保有11物件(取得価格合計188,440百万円、賃貸可 能面積811,882㎡)の運用を着実に行い、ポートフォリオ全体の当期末時点の稼働率は98.8%と良好な稼働状況 です。当期末時点のテナント数は112テナントとテナント分散が図られたポートフォリオとなっています。

(略)

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