日立超LSI システムズ/中小規模工場におけるトレーサビリティを簡単・安価に実現可能な製造履歴管理システム「とれさび丸」を販売開始 物流システム 2023.06.17 2018年10月1日 株式会社日立超LSIシステムズ 中小規模工場におけるトレーサビリティを簡単・安価に実現可能な製造履歴管理システム「とれさび丸」を販売開始 株式会社日立超LSI システムズ ( 本社:東京都立川市、取締役社長:河路 幹規、以下、日立超LSI ) は、製造現場で増加し続ける作業データを整理、電子化することにより、トレーサビリティを簡単・安価に実現する中小規模工場向け製造履歴管理システム「とれさび丸」を10月1日より販売開始します。 昨今、世界的なスマート工場化の流れによる、大規模工場のIoT(*1)化の取り組みに伴い、大規模工場を支える中小規模工場のIoT化も急務となっています。日立超LSIは、海外を含め82社200ライン以上でお使いいただいている製造オペレーション管理システム「VCIM」を通して培ってきた技術、ノウハウを活かし、今回、中小規模工場で活用できる製造履歴管理システム「とれさび丸」を提供します。「とれさび丸」は、安価で早期導入が可能であり、また、効果を見極めながら段階的な拡張もできます。 「とれさび丸」の特長 (1)製造履歴を5W1H(*2)で整理し、見える化します。 必要なときに必要な製造履歴をピンポイントで閲覧できます。 製造工程で不良が発生した場合、どのロットから流動停止すれば良いかがすぐにわかります。 不良品や手直し品の実態を時系列に把握することで、不良発生の糸口を掴めます。 (2)簡単・安価な導入をサポートします。 お客さまの現状確認から運用開始までを短期間で実現します。 生産ラインの規模に応じて、製造履歴を参照するPC*の台数を3つのモデルから選択できます。 * 製造履歴を参照するPCはお客さま側でご準備頂きます。 H/W(PC)、OS(Windows)、データベース(Oracle)準備、キッティング、設置調整、操作説明、運用開始立会いの各種サービスを、セットで提供します。 システム構成(設備のPLC(*3)と連携できる場合) システム構成(設備のPLC(*3)と連携できない場合) *1 IoT: Internet of Things *2 5W1H: いつ(作業開始/終了日時)、どこで(工程)、だれが(作業者あるいは設備号機)、なにを(品種、ロット、ワーク)、どのように(加工条件と加工実績やどの部材)作ったか、また、不良品については、なぜ(何が原因で)不良になったかを示す情報。 *3 PLC: Programmable logic controller セット構成、価格および提供開始時期 No モデル名称 構成内容 価格 提供開始時期 1 エントリモデル スタンドアローンPC 1台で製造履歴を見える化・製造履歴管理システム「とれさび丸」ソフトウェア (型名:MPVCL*01-WRZZ)・PC:デスクトップPC(HP社製EliteDesk 800)・OS:Windows10 Pro・データベース:Oracle 12c R2 Personal Edition オープン価格 2018年10月1日 2 モデル10 最大10台までのクライアントで製造履歴を見える化・製造履歴管理システム「とれさび丸」ソフトウェア (型名:MPVCL*01-WRZZX)・PC:サーバPC(日立製HA8000/TS10xN1)・OS:Windows Server 2016 Standard Edition・データベース:Oracle 12c R2 Standard Edition 2 3 モデル20 最大20台までのクライアントで製造履歴を見える化・製造履歴管理システム「とれさび丸」ソフトウェア (型名:MPVCL*01-WRZZX)・PC:サーバPC(日立製HA8000/TS10xN1)・OS:Windows Server 2016 Standard Edition・データベース:Oracle 12c R2 Standard Edition 2 日立超LSIは今後も工場にある様々なデータを見える化し、お客さまの最適なモノづくりを支援してまいります。 商標注記 Windows、Windows Serverは、米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。 Oracleは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及び、その他の国における登録商標です。 「VCIM」は、株式会社日立超LSIシステムズの登録商標です。 「とれさび丸」は、株式会社日立超LSIシステムズが商標登録出願中です。 その他記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標もしくは登録商標です。