タカラスタンダード/名古屋工場に新倉庫を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 タカラスタンダードが名古屋工場に新倉庫を建設 12 月には新規に焼成炉を導入し生産能力増強 システムキッチン・バスを中心とした住宅設備メーカー・タカラスタンダード株式会社(本社:大阪府大阪市城東区、代表取締役社 長:渡辺岳夫)は、名古屋工場(愛知県名古屋市)の敷地内に新倉庫を建設し、8 月 22 日(水)に竣工式を執り行いました。また、12 月には同工場内に新しい焼成炉を導入し、ホーロー生産能力を増強します。 名古屋工場は、1947 年に当社の前身である日本エナメル株式会社の名古屋工場として設立。日本で初めてホーローを外壁に使用し た同工場は、1967 年に発売されたホーロー流し台をはじめ、現在も当社の基幹商品であるホーロー製品の生産工場として重要な役割 を担っています。そしてこの度、当社が中期経営計画で掲げている 2020 年度の売上目標 2,000 億円達成に向けて、作業工程の効率化 と生産能力の強化を図るため、名古屋工場において倉庫新設と焼成炉の導入が決定しました。 今回新設された倉庫の延床面積は約 3,000 ㎡で、これまで外部倉庫で管理していた資材や工場の各棟内にあった資材等を集約し、 ロケーション管理システムを導入することで、資材ピッキング時における作業の効率化を図ります。 倉庫への荷物集約でできた工場のスペースには、12 月に高い効率の排熱回収を行えるリジェネバーナーを搭載した焼成炉を導入し ます。出荷数の伸びや高付加価値商品の増加に対応するため、ホーロー生産能力を向上させることが狙いです。これにより、名古屋工 場のホーロー生産能力は現在より約 1.2 倍に増強されます。 タカラスタンダードはこれからも工場における作業の効率化と生産能力の強化を図り、より多くの方にホーロー製品をお届けできる よう努めてまいります。 <ご参考> 名古屋工場 新倉庫・焼成炉 概要 所在地:愛知県名古屋市東区矢田三丁目 5 番 30 号/新倉庫延床面積:2,952.06 ㎡/新倉庫構造:鉄骨造 3 階建/投資額:約 8 億円