物流ニュース

　西濃運輸株式会社（本社／大垣市田口町１番地、社長／神谷正博）では、５月から行っている一部貸し切り列車を活用した近畿地区～東北地区間の特別積み合せ貨物の輸送が、国土交通省の『総合効率化計画』に認定されましたのでお知らせします。

　総合効率化計画とは、労働力不足への対応や環境負荷低減への取組を進めるために改正された「流通業務の総合化及び効率化の促進に関する法律」に基づき、２以上の者が連携して物流の総合化・効率化を推進する取組みに対し、国土交通省が認定するものです。

今回の取り組みの詳細
　西濃運輸と日本フレートライナー株式会社、日本貨物鉄道株式会社、仙台臨海鉄道株式会社では、吹田貨物ターミナル駅（大阪府吹田市）と仙台港駅（宮城県仙台市）並びに郡山貨物ターミナル駅（福島県郡山市）間で、長距離直行貨物列車を平成３０年５月７日から運行を開始しました。この列車は、大阪⇔仙台間を毎日上下１便ずつ運行し、大型トラック６０台分を貨物鉄道へモーダルシフトしました。
　この列車の運行によりＣＯ２排出量は６４％削減、ドライバー運転時間は７８％削減されます。