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内外トランスライン/売上高は前年比7・9%増、経常利益は前年比3・6%減(平成30年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年12月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高   営業利益 経常利益  当期純利益

30年12月期第2四半期 11,350 7.9  734 2.2   721 △3.6  482 △21.8

29年12月期第2四半期 10,523 5.1  718 24.4  748 46.9   617 75.1

(注) 包括利益 30年12月期第2四半期 259百万円(△57.3%) 29年12月期第2四半期 608百万円( -%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第2四半期連結累計期間(平成30年1月1日~平成30年6月30日)におけるわが国経済は、製造業をはじめと する企業の景況感が原油等原材料価格の上昇によりやや悪化したものの、依然、企業収益は堅調に推移しており、 景気は回復基調にあるものと判断しております。反面、世界経済における懸念材料として、トランプ政権の通商保 護主義により貿易摩擦が激化し、世界貿易が縮小するリスクを抱えており、この事態はこれからの日本経済にとっ てはもちろん、活発な通商活動に依存する当社業績にとっても不透明かつ大きな不安要素となっております。 一方、足下のわが国の貿易については、やや一服感が出てきたとはいえ、輸出、輸入とも引き続き対前年比で増 加傾向にあり、特に中国、アジア諸国向けの輸出及び輸入については好調を持続しております。 このような状況の下、当社グループの実績につきましては、単体では、主軸の輸出混載輸送の取扱量が対前年同 期に対し増加を示しましたが、運賃、作業料等の原価高騰の売価への転嫁が思うように進まず利益面では苦戦を強 いられました。また、年前半の円高による為替差損や前年同期に計上した有価証券売却益等の特殊要因も経常利益 及び親会社に帰属する四半期純利益の押下げ要因となりました。なお、国内子会社及び海外子会社においては、一 部を除きおおむね増収増益を達成しております。 この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は11,350百万円(前年同四半期比7.9%増)、営業利益は 734百万円(同2.2%増)、経常利益は721百万円(同3.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は482百万円 (同21.8%減)と、売上高、営業利益において前年同四半期実績を上回りましたが、経常利益、親会社に帰属する 四半期純利益において対前年同四半期比減益となりました。

セグメントごとの業績は次のとおりであります。

① 日 本

日本における国際貨物輸送事業につきましては、混載貨物輸出を主力としております。当第2四半期連結累計 期間における売上高は、単体の輸出売上が混載輸送及びフルコンテナ輸送においていずれも増加し、また、国内 子会社の株式会社ユーシーアイエアフレイトジャパンも、主力の航空輸送及び通関売上の増加が寄与し前年同四 半期を大幅に上回る増収増益となりました。 この結果、売上高は、7,603百万円と前年同四半期と比べ571百万円(8.1%増)の増収となり、セグメント利 益(営業利益)も458百万円と前年同四半期と比べ34百万円増加(8.1%増)となり、増収増益となりました。

② 海 外

当社グループはアジア地域及び米国に連結子会社10社を有しており、これらの子会社の売上は日本からの貨物 の取扱が中心となります。当第2四半期連結累計期間における海外売上高は、各社とも比較的好調に推移し増収 となりましたが、セグメント利益(営業利益)においては売上原価の上昇等により減益となりました。 この結果、売上高は、3,746百万円と前年同四半期と比べ255百万円(7.3%増)の増収となりましたが、セグ メント利益(営業利益)は289百万円と前年同四半期と比べ18百万円減少(6.1%減)となりました。

(略)

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