本田技研工業/新大洲ホンダの新工場を江蘇省太倉市に竣工 SCM・製造拠点 2023.06.17 新大洲ホンダの新工場を江蘇省太倉市に竣工 Hondaの中国における二輪製品生産販売合弁会社である新大洲本田摩托有限公司(総経理:大谷包)は、2018年7月2日現地時間16時00分(日本時間:17時00分)に以下を発表しましたので、その内容をご案内いたします。 <ご参考> Hondaの中国における二輪製品生産販売合弁会社である新大洲本田摩托有限公司(以下、新大洲ホンダ)は、新工場(以下、太倉工場)の建設完成を記念し、江蘇省太倉市において本日竣工式典を行いました。式典には太倉市政府関係者をはじめ、新大洲股权投資有限公司より趙序宏 董事長、Hondaより八郷隆弘 代表取締役社長、安部典明 二輪事業本部長、水野泰秀 中国本部長など約400名が参列しました。 新大洲ホンダは、かねてより環境対応力や生産効率の向上、開発機能の強化を目指して工場の上海市から江蘇省太倉市への移転計画を進めてきました。太倉工場は、各工程の自動化にも積極的に取り組むなど、最新鋭の生産技術を取り入れ、開発機能やテストコースも備えた新工場として、2018年8月より稼働を開始します。また、Hondaのグリーンファクトリーコンセプトも随所に取り入れており、排水のリサイクル循環や蒸発処理により工場用水の外部排出をゼロとしたほか、LED照明の標準化、太倉市と共同でのソーラーパネルの設置など、環境対応への取り組みも強化しています。なお、これにあわせて上海工場は6月末をもって生産を終了しました。 中国の二輪市場は2018年に約700万台を見込んでおり、世界最大市場のひとつとなっています。新大洲ホンダの太倉工場は、これまでの上海工場(約50万台/年)と同規模の生産能力を備え、国内市場に加えて、全世界50を超える国や地域に完成車および部品を供給し、グローバル輸出拠点として最も重要な生産拠点のひとつになります。 新大洲本田摩托有限公司 概要 設立 2001年10月 本社所在地 中国 上海市 資本金 1億2,947万USドル 出資比率 新大洲股权投資有限公司 50%、本田技研工業株式会社 40%、本田技研工業(中国)投資有限公司 10% 代表者 大谷包(総経理) 従業員数 約3,700人 生産能力 太倉工場 約50万台/年天津工場 約40万台/年