森永製菓/高崎第3工場を建設 SCM・製造拠点 2023.06.17 高崎第3工場建設・2018中期経営計画生産再構築に関するお知らせ 森永製菓株式会社(東京都港区芝 代表取締役社長・新井 徹)は、2018年6月14日開催の取締役会において、高崎第3工場の建設を決議いたしましたのでお知らせいたします。 1.目的 当社は、2015中期経営計画(2015年度~2017年度)において「経営基盤の強化」に注力してまいりました。経営基盤の主柱である食料品製造事業の国内売上高は、主力品の売上高増などにより、最終年度の2017年度に、中期経営計画開始前年度(2014年度)比で19%増と大きく伸長いたしました。 続く2018中期経営計画(2018年度~2020年度)では、「経営基盤の盤石化と成長戦略の加速」をテーマに掲げ、国内の菓子食品・冷菓部門を中心とする『既存領域』では主力ブランドの強化と生産体制再構築によるより安定した収益基盤の確立、「inゼリー」など健康切り口商品の『ウェルネス領域』では高まる健康ニーズに幅広く対応した商品の開発と拡大を目指しております。 高崎工場は、主力品の効率的な生産の強化を目的とするフラグシップ工場として、2011年に第1工場、2013年に第2工場の操業を開始し、現在は「ハイチュウ」「カレ・ド・ショコラ」「森永ビスケット」などの主力品の製造を行なっております。このたび決議いたしました高崎第3工場の建設により、チョコレートの主力品「カレ・ド・ショコラ」「ダース」の生産拠点を高崎工場に集約し、生産効率化を推進いたします。 2.高崎第3工場概要 ・所在地 群馬県高崎市宮原町2-1・工場規模 鉄骨造・2階建 延べ床面積35,450㎡・投資額 93億円(建物等)・工事計画 着工予定 2019年4月 竣工予定 2020年4月 稼働開始予定 2020年9月 【参考情報】2018中期経営計画期間中の生産再構築にともなう設備投資予定について 当社は2018中期経営計画期間において、上記の高崎第3工場建設を含めて、総額約400億円の設備投資を予定しております。主な内容は「生産再構築」として約280億円、「通常投資」すなわち既存施設設備の維持更新・改修投資として約120億円です。内訳は、以下のとおりです。 ◇2018中期経営期間中の設備投資予定2018中計期間(2018年度~2020年度)設備投資額 合計約400億円(内訳) 生産再構築 : 約280億円 ・高崎第3工場建設・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93億円 ・チョコレートの主力品「ダース」「カレ・ド・ショコラ」の生産拠点 集約・増産設備、 「ハイチュウ」の生産拠点集約など・・・・・・・・・・・・約80億円 ・主力品「inゼリー」「チョコモナカジャンボ」の増産設備、その他 新商品製造設備など・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・約100億円 通常投資 : 約120億円 ・既存施設設備の維持更新・改修設備 当社は、この生産再構築により、お客様のニーズにお応えする価値ある商品を安定的・継続的にご提供するとともに、安全安心な生産環境による品質管理の一層の充実を図ります。原材料価格の高騰、物流費・人件費の増加など今後の市場環境の変化に対応するべく、効率的な生産拠点・設備の整備を進め、国内事業の強化拡大により2018中期経営計画の達成を目指してまいります。 詳しくはPDFをご覧ください。 高崎第3工場建設・2018中期経営計画生産再構築に関するお知らせ(301.2 KB)