物流ニュース

山口工場の閉鎖および滋賀工場の一部（シリコンライン）の集約について

　ルネサス エレクトロニクス株式会社（本社：東京都江東区、代表取締役社長兼 CEO：呉 文精、以下：当社）は、100％子会社であるルネサス セミコンダクタマニュファクチュアリング株式会社（本社：茨城県ひたちなか市、代表取締役社長：宮本 佳幸、以下：RSMC）の山口工場（山口県宇部市）および滋賀工場（滋賀県大津市）の一部（シリコンライン）について、今後2から3年を目処に工場閉鎖および集約する方針を決定いたしました。今回決定の対象生産ラインにて現在生産している製品につきましては、生産中止や当社グループの他拠点へ一部生産移管を行う予定です。

　RSMCの６インチライン製造拠点につきましては、2016年3月期通期決算発表時（2016年5月11日）の説明資料「変革プランの振り返り」の中で「再編を含めたあらゆる可能性について震災対応に目途が付いた時点で検討・検証開始予定」とお伝えした通り、将来の事業環境のニーズに合った最適な生産体制構築のための検討を進めてまいりました。

　本検討の結果、このたび山口工場および滋賀工場の一部（シリコンライン）においては、合理的かつ安定的な製品供給を継続する運営が困難になると判断し、今後２から３年を目処に閉鎖および集約する方針を決定いたしました。なお、滋賀工場の化合物ラインについては引き続き生産を継続する予定です。

　本決定に伴う対象拠点の社員の処遇に関しましては、今後雇用が継続されるよう努力してまいります。また、山口工場や滋賀工場の一部の閉鎖および集約後の工場の活用につきましても、今後、譲渡先を確保するよう努力してまいります。

以上