日立金属/1万トン級自由鍛造プレスの設備を稼働 SCM・製造拠点 2023.06.17 1万トン級自由鍛造プレスの設備稼働について 日立金属株式会社(以下、日立金属)は、安来工場(島根県安来市)に新たに導入した1万トン級自由鍛造プレスの設備が稼働しましたのでお知らせします。熱間工具鋼の製品性能と生産性の向上および航空機・エネルギー関連材料事業の強化を図ります。 写真:1万トン級自由鍛造プレス 日立金属の特殊鋼事業は、工具鋼、産業機器材料、電子材料に加え、航空機・エネルギー関連材料における成長戦略を展開し、グローバル市場で成長をめざしています。その一環として日立金属は、主力工場である安来工場において、24トン真空誘導溶解炉をはじめ、1万トン級自由鍛造プレス、高速4面鍛造機等の大型投資を実行し、特殊鋼事業のさらなる強化を進めています。こうした中、このたび、1万トン級自由鍛造プレスの設備導入が完了し、2018年4月より稼動開始、同年5月より本格稼働を始めました。 1万トン級自由鍛造プレスの導入により、大型化が進む熱間工具鋼の製品性能と生産性の向上に加え、航空機・エネルギー関連材料事業のさらなる強化を図ります。 なお、本設備の稼働を祝し、本投資を支援いただきました島根県および安来市の関係者にご臨席いただき、2018年5月30日に安来工場にて起動式を執り行う予定です。 ■1万トン級自由鍛造プレスの概要 (1)導入拠点 日立金属安来工場(島根県安来市) (2)設備能力 最大鍛造力11,000トン(油圧直動4柱式プッシュダウン) (3)投資金額 約115億円(建屋および周辺設備含む) (4)稼働時期 2018年4月 ■1万トン級自由鍛造プレス起動式 (1)開催日時 2018年5月30日(水)10:00 (2)開催場所 日立金属安来工場(島根県安来市) (3)出席者 島根県 副知事 藤原孝行様安来市 市長 近藤宏樹様日立金属 代表執行役社長 平木明敏