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NTTロジスコ/医療機器物流の共同配送サービス「メディカルライナー」を開始

物流全般 2023.06.17

(ニュースリリース)医療機器物流の共同配送サービス「メディカルライナー」の開始について

株式会社NTTロジスコ(代表取締役社長:東明彦、本社: 東京都大田区、以下「NTTロジスコ」) は、医療機器物流の3PL事業を運営するメディカルロジスティクスセンターにおいて、 共同配送サービス「メディカルライナー」 を開始しました。

1. 背景

メディカルロジスティクスセンターは、NTTロジスコが2002年から取り組んできた医療機器物流のノウハウを結集させ、医療機器物流のオペレーションを専門的に行う物流センターとして2017年10月に新設し、現在12社の医療機器メーカーの物流を取り扱っております。

メディカルロジスティクスセンターで取り扱う製品の配送業務においては、物流業務ごとに適した配送会社を選定し、宅配便及び路線便等を利用して医療機器ディーラーや医療機関へ製品をお届けしています。医療機器の製品特性上、常に高い配送品質が求められていると共に、昨今は物流業界におけるドライバー不足に伴う運賃値上げ、集荷時間の前倒し等への対応も必要になってきております。

NTTロジスコでは複数の医療機器メーカーのお届け先を分析したところ、お届け先が同一であったり、特定のエリア・方面に集中する傾向が明らかとなったため、前述の配送の課題を解決するために、複数の医療機器メーカーの製品を共同で配送する専用のルート便「メディカルライナー」 を構築することと致しました。

2. 「メディカルライナー」をご利用いただくメリット

NTTロジスコの共同配送サービス「メディカルライナー」をご利用いただくことで、医療機器物流の配送において以下のメリットがあります。(医療機器物流の共同配送サービス「メディカルライナー」 の概要 )

  1. 配送コストの低減
    複数の医療機器メーカーのお届け先への効率的な配送ルートを組み、車両の積載効率を向上させることで低廉な配送サービスを実現します。
  2. 品質の向上と資材費の低減
    専用便を利用することで、宅配便や路線便等の配送の過程で生じる集荷店及び配達店での積み替え作業がなくなり、破損事故と仕分けミスの減少、納品時間の安定化等の配送品質の向上と共に、梱包の簡易化による資材費の低減が期待されます。
  3. 納品条件に柔軟な対応が可能
    教育訓練を受けた医療機器配送専門のドライバーによりお届け先に納品されるため、製品の特性に応じた納品仕様及び取扱注意事項等へ柔軟な対応が可能となります。
  4. お届け先の作業負担軽減
    お届け先である医療機器ディーラーにおいても、複数の医療機器メーカーの製品が一括納品されることで、荷受け業務の作業負担が軽減することが期待されます。

3. 今後の拡大について

現在、株式会社メディコン様の物流業務を皮切りに北関東エリアのルート運用を開始しております。

今後、メディカルロジスティクスセンターで物流業務を運営する医療機器メーカーの共同配送を拡大すると共に、東京23区・横浜・川崎エリアを対象とした新ルートを構築する予定です。

更に、整形外科分野の医療機器メーカーからのご要望が高い複数の医療機器ディーラーからのインプラント製品や手術用器械のミルクラン(巡回集荷) サービスの構築も目指します。

■株式会社メディコン
本社 大阪市中央区平野町2丁目
事業内容 医療機器製造販売業(輸入販売)
取扱製品 排尿ケア関連製品、エンドユロロジー関連製品、クリティカルケア関連製品、カテーテル固定関連製品、放射 線治療関連製品、IVR関連製品、生検関連製品、ヘルニア手術関連製品、外科関連製品、PEG関連製品、静脈栄養・化学療法関連製品、透析関連製品
URL https://www.crbard.jp/

医療機器物流の共同配送サービス「メディカルライナー」の概要

「メディカルライナー」はNTTロジスコより商標登録出願中です

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