NEWS

物流ニュース

アサガミ/売上高は前年比2・7%増、経常利益は前年比6・7%減(平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成30年3月期 決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

      売上高    営業利益  経常利益   当期純利益

30年3月期 46,696 2.7   1,937 △7.8  1,911 △6.7  1,016 △20.4

29年3月期 45,449 △0.7  2,102 25.2  2,049 34.5   1,276 427.1

(注) 包括利益 30年3月期 1,116百万円( △26.5%) 29年3月期 1,519百万円( 475.8%)

(略)

①当期の経営成績

当連結会計年度におけるわが国経済は、生産の緩やかな増加や輸出の持ち直しを背景に、企業収益は改善し、それ に伴い設備投資も緩やかに増加する等、全体として回復基調が継続いたしました。賃上げの機運を背景に個人消費も 持ち直しており、今後も景気回復していくことが期待されます。 物流業界では、荷動きが活発化し、トラック運賃動向に改善の傾向が見られる一方、他産業と比較して有効求人倍 率が高く、ドライバー不足が継続する等、全体としては厳しい経営環境で推移いたしました。不動産業界では、空室 率が低下し、賃料の上昇傾向が継続いたしました。印刷業界では、年賀および婚礼の両分野について、年賀状発行枚 数ならびに婚姻数が共に減少傾向にあります。新聞分野についても、発行部数が減少傾向にある等、依然として厳し い状況が続いております。 このような経営環境に対応すべく、当社グループは、原点である経営理念の「顧客に対する最高のサービス」、 「適正利潤の追求」、「眞に働きがいのある会社」に立ち返り、取り組みを行ってまいりました。 この結果、当連結会計年度の売上高は46,696百万円(前年同期比2.7%増)、営業利益は1,937百万円(前年同期比 7.8%減)、経常利益は1,911百万円(前年同期比6.7%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は1,016百万円(前年 同期比20.4%減)となりました。 セグメント別の業績は次のとおりであります。

(物流事業)

当事業のうち、倉庫部門につきましては、スポット作業が増加したものの、契約満了に伴う荷主の移動もあり、売 上高は2,053百万円(前年同期比4.4%減)となりました。港湾フォワーディング部門につきましては、輸出鋼材の取 扱量増加、建設機械の輸出量の増加があるも、中国の政策的影響を受けた輸出スクラップの取扱量減少等により、売 上高は6,555百万円(前年同期比0.7%減)となりました。運輸部門につきましても、建設機械の輸送量の増加や、配 送センターの取扱店舗数の増加等もあり、売上高は13,073百万円(前年同期比14.0%増)となりました。3PL(サ ードパーティーロジスティクス)部門につきましては、前年同期並みに推移し、売上高は1,444百万円(前年同期比 0.3%増)となりました。 この結果、当事業の売上高は23,127百万円(前年同期比6.8%増)、営業利益は人件費の増加および設備投資による 減価償却費の増加等が起因し1,350百万円(前年同期比9.1%減)となりました。

(不動産事業)

当事業につきましては、前年同期並みに推移し、売上高は3,644百万円(前年同期比0.8%増)、営業利益は修繕費 の減少等により1,551百万円(前年同期比2.5%増)となりました。

(印刷事業)

当事業につきましては、新聞印刷物の受託数が増加したものの、年賀印刷や婚礼印刷の受注件数減少等により、売 上高は20,966百万円(前年同期比1.4%減)、営業利益は修繕費の増加等もあり、883百万円(前年同期比12.0%減) となりました。

(その他)

当事業につきましては、グループ内業務請負事業および建設工事関連において受注が増加し、売上高は721百万円 (前年同期比6.1%増)、営業利益は84百万円(前年同期比28.4%増)となりました。

(略)

Translate »