日本通運/インドネシア日本通運、ハラール認証を取得 物流全般 2023.06.17 インドネシア日本通運、ハラール認証を取得 2018年4月17日 ~インドネシアで、ハラール製品の運送を本格実施~ 当社の現地法人、インドネシア日本通運株式会社(社長:米内山徹治 以下、インドネシア日通)は、4月12日を発効日として、インドネシアのハラール認証機関であるインドネシア・ウラマー評議会 食料・薬品・化粧品研究所(LPPOM-MUI)からハラール認証を取得しました。 インドネシアは、人口の9割近くがイスラム教徒で占められています。2019年にはインドネシアで流通、取引される食品・化粧品・医薬品にハラール認証取得義務を課す法律の施行が予定されており、インドネシア国内の消費者および企業の関心も高まっております。 インドネシア日通は主に航空フォワーディング事業を手掛ける現地法人で、同社が今回取得した認証は、インドネシア国内における輸送および倉庫保管が対象となります。今後はインドネシアでのサプライチェーンを幅広くサポートするため、同国で海上フォワーディング事業ならびに倉庫保管事業を手掛ける他のインドネシア現地法人2社においても認証取得の準備を進めております。 (ハラール認証を取得した倉庫の1つであるミトラカラワン・ロジスティクス・センターの外観) (ハラール製品を取り扱う航空貨物センターのトラック) 当社は、ますます成長するイスラム市場におけるハラール物流サービスのネットワークを構築し、イスラム市場へ進出するお客様のサプライチェーンをグローバルにサポートいたします。 【当社のハラール物流への取り組み】 1.マレーシア 2014年12月 JAKIMよりハラール認証「MS2400-1(運送)」を取得 2015年6月 ハラール機内食最大手の「ブラヒム社」と業務提携契約を締結 2016年10月 JAKIMよりトラック・貨物用コンテナの宗教洗浄(※1)を自社で行う事が可能となる認証を受ける。 2017年5月 JAKIMよりハラール認証「MS2400-2(倉庫)」を取得 2.日本 2016年1月 日本ハラール協会より倉庫に関するハラール認証を取得(東京海運支店) 2016年2月 日本ハラール協会より輸送に関するハラール認証を取得(東京海運支店) 2017年3月 日本ハラール協会より倉庫・輸送に関するハラール認証を取得(福岡海運支店) ※1 宗教洗浄:ハラール食品にとって不浄な状態(豚や豚派生商品を取り扱った場所など)を清浄することをいう。輸送の際には、予めトラックや貨物用コンテナをJAKIMの規則に従って洗浄し、清浄な状態にしなければならない。 (日本通運のハラール物流ロゴ)日本通運は、ハラール物流を実施している象徴としてロゴマークを作成しました。ハラール貨物の識別や、お客様への認知活動に使用いたします。