クボタ/中国のトラクタ・コンバイン新工場が本格稼働を開始 SCM・製造拠点 2023.06.17 中国のトラクタ・コンバイン新工場が本格稼働を開始~中国農機事業の更なる拡大に向け、生産能力を増強~ 2018年4月12日 株式会社クボタ(本社:大阪市浪速区、代表取締役社長:木股昌俊)は、中国の製造子会社「久保田農業機械(蘇州)有限公司」(以下、KAMS)でトラクタ、ホイールコンバインの新工場(以下、第二工場)を昨年11月から本格的に稼働いたしました。4月10日には農機行政・蘇州工業園区管理委員会・各種協会の幹部、在上海日本国総領事館の片山総領事などを招待した新工場開所式が現地で行われ、当社代表取締役社長の木股昌俊は、「KAMSの第二工場は、畑作市場向け農機の生産拠点として、また、世界最高水準の排気、排水設備を備えた工場として、食料問題の解決と環境保全への貢献の両立を目指した工場です。この第二工場を筆頭にこれからも”最も多くの社会貢献をなしうるブランドになる”というグローバルメジャーブランドの実現に向けて、皆さんとチャレンジしていきたいと思います。」と挨拶しました。今後も中国市場に密着した活動を展開し、中国の経済、社会の発展に貢献してまいります。 記 1.第二工場設立の背景 当社は、1998年にKAMSを設立し、コンバイン、田植機等の農業機械の生産・販売を開始致しました。 2009年にトラクタ、2013年よりホイールコンバインの生産ラインをレンタル工場内に設置し、製品供給を行いながら事業を拡大してまいりました。 2016年に今後の畑作事業の伸長を生産面から支えるため、KAMS本社工場敷地内に、第二工場を建設することを決定し、環境アセス報告、続いて施工に対する行政許可を取得し、工場建設を開始致しました。 第二工場の本格稼働により、生産能力増強と合わせて原価低減や生産性向上を進め、より競争力の高い、お客様に感動を与えるモノづくりを目指し、中国農業の機械化の更なる発展に貢献してまいります。 2.会社概要 【第二工場の概要】 所在地 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市 規模 建屋面積:2.9万㎡ 投資金額 総額2.97億人民元(約56.4億円 為替レート19.01円/元) 生産品目 トラクタ、ホイールコンバイン 生産能力 トラクタ1万台/年、ホイールコンバイン1万台/年 稼働時期 2017年11月 【久保田農業機械(蘇州)有限公司(KAMS)の概要】 会社名 久保田農業機械(蘇州)有限公司 設立 1998年4月 所在地 中華人民共和国 江蘇省 蘇州市 董事長 南 龍一 規模 敷地面積12.7万㎡・建屋面積5.8万㎡(第一工場2.9万㎡、第二工場2.9万㎡) 資本金 2100万USドル 出資比率 クボタ100%出資 生産品目(能力) コンバイン、田植機、トラクタ、その他農業関連機械の製造・販売 生産能力 コンバイン40,000台/年、田植機 42,500台/年、トラクタ 10,000台/年 従業員数 正規従業員 約1,700人(2018年3月現在) ※新工場建設発表時のリリース: http://www.kubota.co.jp/new/2016/16-11j.html <開所式の様子> (左から順番に)株式会社クボタ 執行役員 南 龍一、中国農業機械化協会 会長 劉 憲、中国農業機械工業協会 会長 陳 志、在上海日本国総領事館 総領事 片山 和之、蘇州工業園区管理委員会 書記 徐 恵民、株式会社クボタ 代表取締役社長 木股 昌俊、江蘇省農業委員会 副主任 沈 建輝、株式会社クボタ 取締役専務執行役員 北尾 裕一、蘇州工業園区管理委員会 統戦部部長 孫 燕燕、蘇州工業園区管理委員会 副主任 朱 江、久保田農業機械(蘇州)有限公司 総経理 松尾 理 【KAMS製品の紹介】 トラクタ(M954K) とうもろこし用ホイールコンバイン(PRO1408Y-4)