セブン‐イレブン・ジャパン／店舗での使用済み食用油を燃料化、配送車両に愛媛県の『バイオディーゼル燃料』を使用 グリーン物流（環境） 2023.06.17 店舗での使用済み食用油を”燃料化” 配送車両に愛媛県の『バイオディーゼル燃料』を使用 株式会社セブン‐イレブン・ジャパン（本社：東京都千代田区、代表取締役社長：古屋 一樹）は、愛媛県が取り組んでいる地域のバイオマス資源「使用済み天ぷら油」を原料としたバイオディーゼル燃料（以下BDF※1）を利用する取り組みに賛同し、3月23日（金）より県内のセブン‐イレブン店舗へ配送する米飯・チルド全ての配送車両の燃料としてBDFを使用する実証実験を開始いたします。今回、実証実験に用いるBDFは、愛媛県内の家庭から回収された「使用済み天ぷら油」に加え、セブン‐イレブン※2の店内で揚げ物惣菜を調理した後の食用油、及びセブン‐イレブンの弁当や惣菜等を製造する専用工場で使用した食用油を原料にしています。これにより、使用するBDFは月間2万リットルを予定しており、配送によるCO2の排出削減量は月間約2,590kg-CO2を見込んでおります。当社は、今後も愛媛県と協力し”使用済み食用油の燃料化”に継続的に取り組み、”循環型社会”の実現に貢献してまいります。 ※1 BDF…Bio Diesel Fuelの略※2 今回の取り組みに参画している店舗は愛媛県内の99店舗となります。 ■循環型バイオディーゼル フロー図（イメージ） 【セブン‐イレブン以外の行政・協力企業の役割】◆愛媛県 ：県を挙げて行政・県民が一体となり、2013年から家庭及び事業所の 使用済み食用油を愛媛県内全域で回収、BDFにする取り組みを実施◆㈱ダイキアクシス ：セブン‐イレブン及び専用工場からの使用済み食用油を回収し、BDFを精製 配送車輌へBDFを給油◆㈱エスアイシステム ：BDFを燃料とし、セブン‐イレブン各店舗へ米飯・チルド商品を配送◆いすゞ自動車㈱ ：BDF使用車輌のメンテナンスを担当
