物流不動産の所有・運営・開発のリーディング・グローバル企業であるプロロジス（日本本社：東京都千代田区丸の内）は、このたび、埼玉県東松山市の開発地において、マルチテナント型物流施設「プロロジスパーク東松山」の竣工式を執り行いました。

竣工式には、森田光一 東松山市長をはじめ行政関係の方々、設計・施工を担当する清水建設株式会社　代表取締役　井上和幸　社長をはじめ関係者の方々、プロロジスからは代表取締役社長 山田御酒らが参列し、施設の完成を祝いました。

■ 開発地：　圏央道や関越自動車道へのアクセスに優れた広域配送拠点

「プロロジスパーク東松山」は、国道407号に面しており、関越自動車道「東松山IC」から約5km、圏央道「川島IC」から約8kmの地点に立地しています。関越自動車道や国道407号を利用することで都内だけでなく上信越方面へのアクセスに優れており、圏央道を利用することで関東全域や東北地方への広域配送にも適しています。加えて、周辺には自動車産業などの製造工場が集積しており、物流拠点としての高い需要が見込まれます。

また、東武東上線の「東松山」駅から約1.5 kmと近く、周辺には住宅地が広がっているため、入居企業の雇用確保にとっても有利な立地です。

■ 施設概要 ： 多様な物流オペレーションに対応しながら環境にも配慮

「プロロジスパーク東松山」は、敷地約31,000㎡、延床面積約71,500㎡の4階建てマルチテナント型物流施設です。ランプウェイにより大型車両が各階に直接乗り入れることができ、全てのトラックバースが45フィートコンテナセミトレーラーの接車に対応した設計となっています。ワンフロアの最大賃貸面積は約16,000㎡で、広い庫内空間での効率的なワンフロアオペレーションが可能です。

1階は2.5t用フォークリフトの走行が可能であり、飲料や自動車部品など重量物の保管にも対応していいます。最上階（4階）では、梁下有効高を6.0m～最大7.8ｍとし、標準的な5.5mよりも最大2m以上高くすることで、パレットラックでの荷物の4段積など、多様な物流オペレーションに対応可能です。また、施設で働く方のため、有線放送やWi-fiを導入したカフェテリアを最上階に設置し、プロジェクターを備えた会議室を併設するなど、働きやすい環境を整備することで入居カスタマーの人材確保もサポートします。

また、環境にも配慮した設計となっており、事務所部分の照明には昼光センサー、階段などの共有部には人感センサーを採用しました。全館LED照明とし、高断熱外装材を採用するなど、環境負荷軽減に取り組んでいます。これらの取り組みにより「プロロジスパーク東松山」は、「CASBEE」（環境負荷の少ない資機材の使用や、室内の快適性や景観への配慮を含めた建物の品質を総合的に評価するシステム）で【Aランク】を取得するとともに、「BELS」（非住宅建築物の省エネルギー性能に関する評価・表示制度）で最高ランクの【5つ星】を取得しています。

■ 施設竣工に伴い内覧会を開催

プロロジスでは埼玉県圏央道エリアに「プロロジスパーク東松山」のほか、「プロロジスパーク川島2」「プロロジスパーク北本」「プロロジスパーク吉見」を含めマルチテナント型物流施設4棟を運営中です。「プロロジスパーク東松山」の竣工に合わせ、入居企業を募集している「プロロジスパーク東松山」と「プロロジスパーク川島」の両施設を見学可能な同時内覧会を3月28日（水）と29日（木）に実施予定です。内覧会では、施設内部の快適性や立地の利便性をお客様に体感していただきます。

プロロジスは、今後もお客様のニーズにお応えすべく、物流施設の開発・運営を進めてまいります。

「プロロジスパーク東松山」 概要