シーアールイー/経常利益は前年比163・9%増(平成30年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成30年7月期 第2四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年7月期第2四半期 8,953 12.8 462 71.3 464 163.9 234 25.5 29年7月期第2四半期 7,937 3.6 269 △32.2 176 △42.7 186 223.7 (注)包括利益 30年7月期第2四半期 232百万円(27.8%) 29年7月期第2四半期 181百万円 (215.9%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第2四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景 に、企業収益や雇用情勢に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国新政 権による政策運営の不確実性、東アジア地域での地政学的リスクの高まり等から依然として先行き不透明な状況が 続いております。 物流不動産の賃貸管理や開発、アセットマネジメントを中心に、物流不動産に関するサービス全般を事業領域と する当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から荷主企業のロジスティクス戦略が高度化し、多 頻度小口輸送等に対応できる機能性の高い物流施設の需要が堅調に続いております。大型物流施設の新規供給は活 発な傾向にあるものの、物流業務を受託する3PLやインターネット通販等が需要面での成長ドライバーとなって いることから、物流不動産市場は成長を続けており、物流施設を投資対象とするJ-REITも年々増えております。 なお、当社子会社が資産運用を行っているCREロジスティクスファンド投資法人が平成29年12月27日に株式会 社東京証券取引所より、本投資法人の投資口の東京証券取引所不動産投資信託証券市場への上場について承認を得 て、平成30年2月7日に上場いたしました。本投資法人の受託資産残高の拡大によってアセットマネジメント事業 を不動産管理事業に次ぐ第2のストックビジネスの柱へ成長させてまいります。 このような事業環境のもと、不動産管理事業では、高稼働を維持しつつ更なる管理面積の純増と収益性の向上を 目指した結果、平成30年1月末時点での管理面積は約139万坪となりました。これにより、マスターリースやプロ パティマネジメントを中心とした安定収益を順調に積み上げております。物流投資事業では、「ロジスクエア守 谷」と「ロジスクエア鳥栖」について、CREロジスティクスファンド投資法人と売買契約の締結を行い、第3四 半期で譲渡が完了いたします。また、他の開発プロジェクトにつきましても順次開発用地を取得し、着工してまい ります。アセットマネジメント事業では、CREロジスティクスファンド投資法人の運用に係るフィー収入が安定 収益の上積みに寄与しております。 この結果、当第2四半期連結累計期間の業績は、売上高8,953,707千円(前年同期比12.8%増)、営業利益 462,343千円(前年同期比71.3%増)、経常利益464,514千円(前年同期比163.9%増)、親会社株主に帰属する四 半期純利益234,560千円(前年同期比25.5%増)となりました。 セグメントの業績は、次のとおりであります。 <不動産管理事業> 不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、管理面積が 堅調に推移したことから、安定的に収益が計上されました。加えて、管理物件の工事受注もあり、売上高は 8,746,193千円(前年同期比11.5%増)、営業利益は852,346千円(前年同期比23.7%増)となりました。 <物流投資事業> 物流投資事業につきましては、当社開発物件であるロジスクエア各物件の建設を進めており、順次竣工しており ます。この結果、売上高は12,397千円(前年同期比182.9%増)、営業損失は122,801千円(前年同期は78,158千円 の営業損失)となりました。 <アセットマネジメント事業> アセットマネジメント事業につきましては、アセットマネジメントフィーやアレンジメントフィー等が順調に計 上された結果、売上高は229,086千円(前年同期比79.7%増)、営業利益は90,592千円(前年同期比317.1%増)と なりました。 (略)