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日本石油輸送/売上高は前年比5・6%増、経常利益は前年比20・6%減(18 年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

18 年3月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

            売上高    営業利益  経常利益 当期純利益

2018 年3月期第3四半期 23,423 5.6   629 △9.7  823 △20.6  529 △19.9

2017 年3月期第3四半期 22,176 △0.2  697 12.6  1,037 13.1  661 6.3

(注)包括利益 2018 年3月期第3四半期 1,368 百万円(34.3%) 2017 年3月期第3四半期 1,018 百万円(41.3%

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、緩やかな回復が続いたものの、一方で人手不足の深刻化や海 外経済の不確実性等が懸念される状況で推移いたしました。 当社グループの事業環境につきましては、国内の石油製品需要が長期的に減少すると見込まれているほか、乗務 員不足の問題や燃料費等の経費の増加もあり、依然として厳しい状況におかれております。 このような状況のもと、当社は、中期経営計画の達成を目指して、輸送シェアの維持・拡大を通じた収益力の確 保、LNG(液化天然ガス)輸送、水素輸送、化成品における海外輸送等の成長分野の推進およびグループ連携の 強化等による生産性向上に取り組んでおります。また、安全面のさらなる強化を図るため、グループ会社において 安全教育に関する研修施設を充実させました。 この結果、当第3四半期連結累計期間においては、各輸送事業とも堅調に推移したことにより、売上高は23,423 百万円(前年同期比5.6%増)となりました。しかしながら燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は629 百万円(同9.7%減)、経常利益は823百万円(同20.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は529百万円 (同19.9%減)となりました。

セグメント別の概況は、次のとおりであります。

(石油輸送事業)

石油輸送事業につきましては、石油元売り各社の経営統合や合理化の動きがあるなかで、輸送シェアの維持・ 拡大に努め、また前年度の製油所の定期修理等に伴う影響の反動もあり、売上高は増加いたしました。一方で、 自動車輸送における燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は減少いたしました。 この結果、当事業における売上高は11,001百万円(前年同期比5.3%増)、営業利益は247百万円(同7.4% 減)となりました。

(高圧ガス輸送事業)

高圧ガス輸送事業につきましては、LNG輸送における新規輸送の開始に加え、水素輸送を拡充したことによ り、売上高は増加いたしました。しかしながら燃料費や人件費等の経費の増加により、営業利益は減少いたしま した。 この結果、当事業における売上高は5,862百万円(前年同期比1.6%増)、営業利益は185百万円(同22.7% 減)となりました。

(化成品・コンテナ輸送事業)

化成品輸送事業につきましては、積極的な営業活動の展開により、国内輸送が伸長したことに加え、海外輸送 においてISOタンクコンテナの運用個数を増やし、販路拡大に努めた結果、売上高は増加いたしました。一方 で、投資に伴う経費の増加により、営業利益は減少いたしました。 コンテナ輸送事業につきましては、夏以降野菜類の出荷が好調であることや、長期安定的なリース契約の獲得 により、売上高および営業利益は増加いたしました。 この結果、当事業における売上高は6,420百万円(前年同期比10.2%増)、営業利益は148百万円(同2.7% 減)となりました。

(その他事業)

太陽光発電事業につきましては、稼働状況が順調であったことから、売上高は139百万円(前年同期比1.9% 増)、営業利益は49百万円(同27.0%増)となりました。

(略)

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