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井本商運/499G/T 型コンテナ新造船「たちばな」が神戸港初入港

物流全般 2023.06.17

499G/T 型コンテナ新造船「たちばな」が神戸港初入港

井本商運株式会社(本社:神戸市)は、大分県佐伯市の三浦造船㈱で昨年 11 月 28 日に進水した 499G/T 型のコンテナ専用船「たちばな」(船主:井本船舶)が 1 月 31 日竣工し、2 月 2 日に神戸 港に初入港、阪神・瀬戸内・九州航路に就航させました。

当社は、2004 年からコスト削減を目指して大型化を推進していましたが、貨物や航路の特性に 柔軟に対応して、2017 年度 3 隻目の 499G/T 型船として「たちばな」を竣工させました。本船は、 先に竣工した 2 隻を上回る 137TEU 積とし、冷凍コンテナを最大 40 本積載可能としました。ま た、火薬類、低引火性液体などの危険品コンテナを艙内及びデッキ上に 20 フィートコンテナで 30 本搭載可能とするなど、最新の技術及び設備を備えております。 本船は、「国際コンテナ戦略港湾政策」を受け、西日本の地方港発着のコンテナを国際コンテナ 港湾である阪神港へ結ぶ重要な国際フィーダー船として、阪神港へのコンテナ貨物の集約と競争力 強化に貢献することを期待されています。 セレモニーでは、神戸市みなと総局海務課の丸本博課長のあいさつの後、丸本課長からは楯とワ インが、阪神国際港湾株式会社の安川常務執行役員からは記念の陶板絵が、浜田船長と徳弘機関長 へ贈られました。また、マリンメイトから花束贈呈、神戸市から記念品としてアポロキャップの贈 呈が行われるなどの歓迎を受けました。 セレモニーの最後に、井本隆之社長が運航者を代表してあいさつし「当社は大型化によるコスト 競争力の強化と、小回りの利く小型船の機動力の両方を活かして地方港とハブ港を結び、国際コン テナ戦略港湾政策に貢献して行きたい。」と締めくくった。 当社は今後も、国際フィーダー貨物と国内貨物(動脈・静脈)のモーダルシフトによる海上コンテナ 輸送の拡大を目指し、国際コンテナ戦略港湾及び我が国流通のさらなる省エネ化、低コスト化、多ルー ト化に寄与していく所存であります

<会社概要>

資本金 :95 百万円

事業内容:内航海運業

設立 :1973 年(昭和 48 年)

本社 :神戸市

社長 :井本隆之

売上 :107 億円(2017 年度見込)

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