日本貨物鉄道/平成29年度第3四半期のコンテナ・車扱の合計は前年比102・2% 物流全般 2023.06.17 輸 送 動 向 に つ い て(平成29年度第3-四半期) 1.輸送概況 第3-四半期は、10 月の台風 21 号接近、12 月の東海道線輸送障害、東北・北海道地区で の強風の影響等により、全体で高速貨 403 本、専貨 18 本が運休した(前年同期間は、高速 貨 155 本、専貨 6 本が運休)。9 月の台風 18 号の接近以来、不通となっていた日豊線は、 12 月 18 日に運転再開となり、復旧までの間トラックによる代行輸送を実施した。 コンテナは、積合せ貨物がドライバー不足を背景に東海・九州地区間等の中長距離帯で の利用が増加した。自動車部品は 10 月中旬以降に関東・九州地区間での荷量減があったも のの、東海地区発が好調となった。また、エコ関連物資では建設発生土が堅調に推移した ほか、食料工業品ではビール・菓子が順調に推移し、さらに化学薬品も前年を上回った。 一方、紙・パルプが印刷紙・コート紙の需要減少に伴い、大幅な減送となった。化学工 業品が日豊線不通の影響等により、前年を下回り、家電・情報機器も低調な発送となった。 その結果、コンテナ全体では前年比 101.5%となった。 車扱は、石油が 10 月以降に新規利用が開始したことや配送圏の見直しに伴い鉄道へのシ フトが進んだことから、好調に推移した。一方、セメント・石灰石は需要減少等により低 調となった。その結果、車扱全体では前年比 103.8%となった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 102.2%となった。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 輸送動向について(平成29年度第3-四半期)