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TIS/製造業向けソリューション『LinDo Applications』を提供開始

物流システム 2023.06.17

TIS、製造業向けソリューション『LinDo Applications』を提供開始
~ 基幹システム周辺の各社で独自性が強い業務領域を柔軟に補完し、基幹業務のパフォーマンス最大化を実現 ~

2018年1月10日

TIS株式会社

TISインテックグループのTIS株式会社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:桑野 徹、以下TIS)は、製造業向けソリューション『LinDo Applications(リンドゥ-アプリケーションズ)』を提供開始することを発表します。

LinDo Applications』は、「購買」や「見積原価」「金型原価」といった製造業各社で独自性が強い業務領域に特化したアプリケーション構築を支援するソリューションです。ERPなどの既存の基幹システムパッケージの対応での標準化が難しい業務領域を、各社の要件に合わせて柔軟にシステム化することで、製造業における基幹業務のパフォーマンスの最大化を実現します。

当ソリューションでは、これまでTISが製造業向けシステム構築で蓄積したノウハウを活かした業務テンプレートを活用することで、導入期間の短縮を実現し、システム化による業務の効率化を可能にします。
また、柔軟性と拡張性を兼ね備えたNTTデータイントラマートの業務改善プラットフォーム「intra-mart」を開発基盤とし、既存の基幹システムとスムーズに連携させながら短期間に高品質なシステムを構築できる点も特長です。

LinDo Applications』では、「LinDo購買」「LinDo見積原価」「LinDo金型原価」「LinDo市場品質分析」「LinDo週報」「LinDo稟議」の6つのメニューを用意しています。

『LinDo Applications』のメニューの業務領域

『LinDo Applications』のメニューの業務領域

TISでは、『LinDo Applications』を、購買業務や市場品質管理業務などで業務プロセスの改善に課題を持ち、基幹システムだけでは対応が難しいという問題を抱えている製造業向けに展開していき、2020年までに20社へ導入を目指します。

『LinDo Applications』提供の背景

多くの企業が業務標準化を目的に、ERPなどの基幹システムパッケージを導入していますが、特に製造業では、「購買」「見積原価」「市場品質分析」など企業の独自性が強く標準化が難しい業務領域があります。これらの業務では、Excelを使った人手による作業などが必要となっており、業務スピード低下の一因となっています。

そこでTISでは、これらの業務のうち、特にシステムの導入により効率化を図ることができる領域に特化した製造業の基幹業務のパフォーマンス最大化を実現するソリューション『LinDo Applications』を提供します。

『LinDo Applications』の概要

LinDo Applications』は、企業の独自性が強くERPや既存のパッケージソフトでは対応が難しい業務の効率化/高度化を実現するための6つのメニューで構成されています。
開発基盤としている「intra-mart」は、「複雑な機能もノンプログラミング開発できる」という高い開発生産性を持ち、情報系から基幹系まで幅広いアプリケーションが構築できる柔軟性が特長です。「intra-mart」の基盤活用により、各社の個別要件に合わせたシステム化を実現します。

1)LinDo購買

「LinDo購買」は、製造業の「調達・購買業務の高度化」を実現するソリューションです。「サプライヤーポータル」「見積査定」などを標準機能として、100を超える豊富な機能群により、企業のコスト削減活動を支援します。
本ソリューションを活用することで、「製品企画から量産までに段階的に実施される見積業務のコントロール」「見積業務の属人化排除」「査定購買の業務プロセス標準化」「発注品目の捕捉率向上による支出把握の範囲拡大」などが実現できます。

2)LinDo見積原価

「LinDo見積原価」は、引合/見積業務の流れを可視化するソリューションです。顧客、営業、原価算出間の業務連携とコミュニケーションを支援することで、見積業務のレベルアップを実現します。
本ソリューションを活用することで、「案件/引合情報の一元管理による類似案件の活用」「案件、引合、受注といった各ステータスでの版管理」「社内連携(営業担当と原価担当など)のやり取り履歴管理」などが実現できます。

3)LinDo金型原価

「LinDo金型原価」は、内製固定資産(設備・治具・金型等)の原価算出のスピードと精度を向上させるソリューションです。
本ソリューションを活用することで、「内製固定資産(設備・治具・金型等)の個別原価管理における製造現場での1ショットあたりの償却額計算(=材料単価×標準加工単価)」「償却期間内で発生した廃棄に伴う固定資産廃棄損や売却に伴う雑収入の管理」「設備・機械・金型・治具などの予算執行に伴う予実管理の効率化」などが実現できます。

4)LinDo市場品質分析

「LinDo市場品質分析」は、市場に送り出した製品の品質を分析し、潜在不良の早期発見・解決を実現するソリューションです。
本ソリューションを活用することで、「市場に送り出した製品品質の感覚や経験に頼らない分析」「潜在不良の早期発見・早期解決」「クレーム情報の傾向分析」「市場品質の状況可視化」などが実現できます。

5)LinDo週報

「LinDo週報」は、営業担当者の生の声を収集し、さらに日々の営業プロセスに経営の意思決定の反映を支援する営業活動管理ソリューションです。
本ソリューションを活用することで、「営業担当者の活動状況を即時に正しく把握」「営業プロセスへのアドバイス」「経営層/管理者からの意思決定の反映」「営業担当者の生の声を活用したテキストマイニングによる社内動向や案件傾向把握」などが実現できます。

6)LinDo稟議

「LinDo稟議」は、グループ経営のガバナンス強化で実績のある稟議テンプレートを取り揃えたソリューションです。
本ソリューションを活用することで、「金額や申請内容による決裁者等の承認ルート自動分岐/合議設定」「グループ会社をまたぐ決済プロセスの統合」「グループ全体のガバナンスコントロールの継続的な維持・強化」などが実現できます。

また今後は、原価企画業務の高度化を目的としたソリューション「LinDo統合原価企画」を2018年度に追加する予定です。

LinDo Applications』の詳細は以下URLをご参照ください。
https://www.tis.jp/service_solution/lindo

NTTデータイントラマートの業務改善プラットフォーム「intra-mart」の詳細は以下をご参照下さい。
https://www.intra-mart.jp/whats/

株式会社NTTデータ イントラマート 代表取締役社長 中山 義人氏は次のように述べています。
「株式会社NTTデータ イントラマートは、製造業向けソリューション『Lindo Applications』のリリースを心より歓迎いたします。製造業の「グローバル化」の流れに伴い、購買分野などの業務プロセスにおいて、企業内の業務効率を上げることで経営スピードを高める動きが加速しています。特に基幹システム周辺の業務は煩雑かつ独自性も強く、従来システム化が難しい領域ですが、TISの豊富な業務ノウハウによって、これらをテンプレートとして標準化することで生まれた『Lindo Applications』は、お客様の企業価値の向上にお役立ていただけるものと確信しております。今後もTISとのパートナーシップを強化していきながら、お客様の業務改善・価値創造をサポートするソリューションの提供に努めてまいります」

TIS株式会社について

TISインテックグループのTISは、SI・受託開発に加え、データセンターやクラウドなどサービス型のITソリューションを多数用意しています。同時に、中国・ASEAN地域を中心としたグローバルサポート体制も整え、金融、製造、流通/サービス、公共、通信など様々な業界で3000社以上のビジネスパートナーとして、お客様の事業の成長に貢献しています。詳細は以下をご参照ください。http://www.tis.co.jp/

TISインテックグループについて

TISインテックグループはグループ会社約60社、2万人が一体となって、それぞれの強みを活かし、日本国内および海外の金融・製造・サービス・公共など多くのお客さまのビジネスを支えるITサービスをご提供します。

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