オリックス/神戸空港特定運営事業等における新運営会社の設立および実施契約を締結 物流全般 2023.06.17 神戸空港特定運営事業等における新運営会社の設立および実施契約の締結について オリックス株式会社(本社:東京都港区、社長:井上 亮)、VINCI Airports S.A.S.(本社:フランス、社長:ニコラ・ノートバール、以下「ヴァンシ・エアポート」)および関西エアポート株式会社(本社:大阪府大阪市、代表取締役社長CEO:山谷 佳之、代表取締役副社長Co-CEO:エマヌエル・ムノント)の3社によるコンソーシアムは、「神戸空港特定運営事業等」における運営権者として「関西エアポート神戸株式会社」(以下「関西エアポート神戸」)を設立し、2017年9月26日付けで神戸市(市長:久元 喜造)との間で「神戸空港特定運営事業等公共施設等運営権実施契約」(以下「実施契約」)を締結しましたので、お知らせします。 2018 年4 月1 日に予定されている本事業の開始に向けて、確実で円滑な業務の承継を行い、安全・安心の確保を第一に努めてまいります。 関西エアポート神戸は、神戸市に本社を置き、関西エアポートと同じく、代表取締役社長に山谷 佳之、代表取締役副社長にエマヌエル・ムノントが就任し、共同で経営を行います。 関西エアポート神戸の株式100%を保有する関西エアポートは、関西地域に確固とした基盤を持つオリックスと、ポルトガル、カンボジア、フランス、チリなど、世界各地で優れた空港運営実績を持つヴァンシ・エアポートの相互補完的なパートナーシップにより設立され、2016年4月1日より、関西国際空港・大阪国際空港の両空港を運営しています。 オリックスとヴァンシ・エアポートはそれぞれ関西エアポート株式を40%保有しており、関西地域を拠点とする企業や金融機関30社が20%を保有しています。 オリックス、ヴァンシ・エアポートおよび関西エアポートは、関西エアポート神戸を通じて神戸空港の安全と安心を常に最優先としつつ、適切な投資と効率的な運営によって空港を利用される皆さまへのサービスを強化します。また、関西国際空港と大阪国際空港とを合わせた3空港一体の空港システム構築によって神戸空港の魅力をさらに高め、関西全体の航空輸送需要の拡大を推進し、神戸経済および関西経済の発展に貢献してまいります。 1.関西エアポート神戸の概要 (1) 名称 (2) 所在地(3) 代表者の役職・氏名 (4) 事業内容(5) 資本金 (6) 設立年月日(7) 決算期 (8) 出資比率 関西エアポート神戸株式会社(英文名称:Kansai Airports Kobe)神戸市中央区神戸空港1番代表取締役社長 CEO 山谷 佳之 代表取締役副社長 Co-CEO エマヌエル・ムノント神戸空港の運営・維持管理業務等135百万円2017年8月10日3 月末日関西エアポート100% 2.実施契約の内容等 (1)本事業の概要 本事業の事業期間は、2018年4月1日から2060年3月31日までの42年間を予定しています。本事業においては、神戸市が空港用地および施設の所有を継続し、関西エアポート神戸は、神戸市より「民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律」に基づく公共施設等運営権の設定を受けて、神戸空港について航空系事業(滑走路等の運営・維持管理)および非航空系事業(ターミナルビル等の運営・維持管理)双方の運営を行い、本事業からの損益は原則として関西エアポート神戸に帰属することになります。ただし、航空管制業務は関西エアポート神戸の事業の対象外となります。 (2)契約の当事者 神戸市および関西エアポート神戸株式会社 (3)契約締結日 2017年9月26日 (4)契約期間 2017年9月26日から2060年3 月31日(合意延長された場合には、最長2070年3月31日まで) (5)本事業の開始予定日 2018年4月1日 2017年9月26日 記者会見資料 関西エアポート神戸がめざす神戸空港の姿 [2MB]