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新日鉄住金エンジニアリング/日本郵政グループの郵便処理施設2案件に同社の免震装置技術が採用

物流不動産・施設 2023.06.17

「鉄」の免震装置 球面すべり支承「NS-SSB®」
~ 日本郵政グループの郵便処理施設2案件に採用 ~

 新日鉄住金エンジニアリング株式会社(代表取締役社長:藤原 真一、本社:東京都品川区、以下「当社」)の球面すべり支承
「NS-SSB®※1」が、このたび、日本郵政グループの郵便処理施設2案件(「岡山郵便局」と「神奈川西郵便局」)に採用されました。
※1:SSB:Spherical Sliding Bearing NS-SSB®は新日鉄住金エンジニアリング㈱の登録商標です。

 「NS-SSB®」は、振り子の原理と鉄の技術を活かした免震装置で、最大の特長は建物内部の積載物の重量が変化しても免震性能が影響を受けないことです。また、装置がコンパクトで、設置用の免震層を浅くできるため掘削土量の削減が可能で、さらに、他の免震装置を必要としないことから施工性の向上にも寄与できるというメリットがあります。

 今回、「NS-SSB®」が採用された「岡山郵便局」と「神奈川西郵便局」は、日本郵政グループにおける各地域の基盤施設であり、
前者には148台、後者には162台、合計310台が採用されています。
設計は共に、日本郵政株式会社一級建築士事務所によるものです。

 「NS-SSB®」は、2014年の販売以来、大型物流施設、共同住宅、病院、事務所ビルなどを中心に、累計1,000台を超える採用実績を積み上げています。

 当社は、今後も鋼構造エンジニアリング力と鉄の知見を活かし、より安定した性能を保有した免震装置の提供を通じ、安全・安心な社会の実現に貢献してまいります。

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