三谷産業グループ/車載向け樹脂成形品の製造を担うベトナムADMS 社、工場増築が竣工 SCM・製造拠点 2023.06.17 三谷産業グループの車載向け樹脂成形品の製造を担う ベトナムADMS 社、工場増築が竣工 ~延床面積を従来の約2 倍に拡大し、生産能力を増強~ 三谷産業株式会社(本社:石川県金沢市/代表取締役社長:三谷 忠照)のベトナム子会社で樹脂・エレクトロニクス事業における車載向け樹脂成形品ならびに樹脂成型品と電子部品を組み合わせた複合ユニット製品の製造を行う、Aureole unit-Devices Manufacturing Service Inc.(本社:ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア2工業団地/社長:柏原 芳博;以下、ADMS 社)は、本年2月に着工した工場増築の完工に伴い、8 月29 日に竣工式を執り行いました。 昨今、自動車業界においては、車載部品のエレクトロニクス化が進んでおり、樹脂成型品に電子部品を組み合わせた複合ユニット製品の需要が、今後ますます拡大していくと予想されます。当社は、日系自動車メーカーが数多く進出するASEAN 地域において、複合ユニット製品の本格生産および樹脂成型品の新規大型案件に対応すべく、このたびADMS 社の工場を増築し、生産能力を増強することといたしました。 今回の増築では、ADMS 社既設の工場建屋とFujitsu Computer Products of Vietnam, Inc.(本社:ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア2工業団地/社長:渡辺 伸寿/本年6月に当社連結子会社化;以下、FCV 社)に隣接する敷地に工場を拡張し、延床面積を従来の約2 倍に拡大しました。成形、組立および検査エリアを新たに設置し、作業動線の改善や自動化による効率化、生産設備の増設によってベトナム屈指の生産能力を保持する工場となります。また、三谷産業グループが掲げる「良品しかつくらない製造工程」を構築すべく、生産準備活動の徹底にも取り組んでまいります。 今後は、FCV 社が製造する電子部品とADMS 社が製造する樹脂成形品を組み合わせた複合ユニット製品の組立ラインを増築部の2 階に本稼働させ、業容拡大を図ってまいります。 ■工場増築の概要 所在地 ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア⼯業団地 建物概要 敷地⾯積 4,052 ㎡(増築部分) 8,971 ㎡(既設工場) 13,023 ㎡(合計) 延床⾯積 5,391 ㎡(増築部分) 4,384 ㎡(既設工場) 9,775 ㎡(合計) 成形機設置可能台数 48 台(増築部分) 30 台(既設工場) 78 台(合計) ⼯期 2017 年2⽉〜8⽉ 投資総額 3億 60 百万円 【ADMS 社について】 Aureole unit-Devices Manufacturing Service Inc.は、三谷産業グループにおいて、車載向け樹脂成形品ならびに樹脂成型品と電子部品を組み合わせた複合ユニット製品の製造を担う海外グループ会社として、三谷産業株式会社とFCV 社の共同出資により、2014 年8 月に設立しました。ベトナム社会主義共和国ドンナイ省ビエンホア2工業団地を拠点に、2017 年7月末現在、約480 名の従業員が従事しています。