東部ネットワーク/経常利益は前年比30・5%減(平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結)) 決算短信 2023.06.17 平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(非連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年3月期第1四半期 3,190 △10.6 216 △31.6 234 △30.5 161 △21.8 29年3月期第1四半期 3,568 4.3 316 △12.0 337 △14.4 206 △22.1 (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善を受け、緩やかな回復基調で推 移したものの、人手不足の深刻化や海外の政治・経済動向など懸念材料もあり、依然先行き不透明な状況が継続し ております。 当業界におきましては、個人消費の回復は足踏み状態にあることから、国内貨物は、荷動きに力強さを欠く状況 で輸送数量は伸び悩んでおります。加えて、ドライバー不足を主因とする人件費の上昇や価格競争の激化等厳しい 環境変化への対応が求められており、各企業はより一層の経営環境の効率化及び合理化が求められております。 このような環境下、当社は、既存荷主との深耕拡大、業務提携社との関係強化に注力するとともに、更なる事業 拡大を図るべく関西地区への3PL事業(物流の一括受注)の開拓等に向け、効率化提案営業の積極的展開を推し 進めております。また、当業界全体の課題であるドライバーの確保・定着化に向けた取り組みとして、労働環境の 改善効果が期待できるスワップ輸送体制(バトンタッチリレー輸送)の強化や賃金体系の改定に着手し、抜本的な 待遇改善に努めてまいりました。 以上の結果、当第1四半期累計期間の売上高は3,190,279千円(前年同期比10.6%減)、営業利益216,346千円 (前年同期比31.6%減)、経常利益234,593千円(前年同期比30.5%減)、四半期純利益161,472千円(前年同期比 21.8%減)となりました。 セグメントの業績につきましては、次のとおりであります。 (貨物自動車運送事業) 飲料輸送は、酒類、飲料メーカーの製品輸送が堅調に推移し、輸送量は増加いたしましたが、物流センター業務 の契約終了に伴う影響額を補うまでに至らず減収となりました。 セメント輸送は、公共事業の需要増が継続しておりますので、輸送量が増加し増収となりました。 以上から、当事業の売上高は、関連業務の荷役・保管作業収入を含め、2,124,983千円(前年同期比8.5%減)と なり、セグメント利益は118,429千円(前年同期比53.5%減)となりました。 (商品販売事業) 石油製品及びセメント販売につきましては、需要量の低下により大幅な減収となりました。 リース売上は、新規顧客獲得により大幅な増収となりました。 この結果、当事業の売上高は、640,609千円(前年同期比36.9%減)となり、セグメント利益は3,862千円(前年 同期比54.4%減)となりました。 (不動産賃貸事業) 自社施設の提供につきましては、大幅な変動はなく微増となりました。 借上施設の提供につきましては、物流センター業務の契約終了に伴い、倉庫賃貸収入を当事業に加えたことと、 新たに臨時倉庫の賃貸借契約を締結いたしましたので大幅な増収となりました。 この結果、当事業の売上高は372,533千円(前年同期比73.2%増)となり、セグメント利益は174,642千円(前年 同期比28.5%増)となりました。 (その他事業) 自動車整備事業は、積極的な営業活動が奏功し、修理・車検整備受注が増加したことにより増収となりました。 この結果、当事業の売上高は、派遣事業収入が加わりましたので、52,151千円(前年同期比237.7%増)とな り、セグメント利益は8,335千円(前年同期比30.4%増)となりました。 (略)