大東港運/経常利益は前年比22・8%増(平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年3月期第1四半期 5,113 7.6 250 15.7 264 22.8 188 27.6 29年3月期第1四半期 4,752 △3.2 216 16.4 215 12.3 147 △3.5 (注) 包括利益 30年3月期第1四半期 184百万円( 69.3%) 29年3月期第1四半期 108百万円(△52.3%) (略) (1)経営成績に関する説明 当第1四半期連結累計期間(平成29年4月1日~平成29年6月30日)におけるわが国経済は、個人消費は雇用およ び所得環境の改善を背景に緩やかな持ち直しの動きが見られました。企業活動においても生産ならびに設備投資に 回復の兆しが見られました。 海外経済においては、米国ではトランプ大統領による成長重視の経済政策への期待感により回復傾向が続きまし た。一方、欧州では景気は緩やかに回復しているものの、地政学的リスクの影響が見られました。中国では、先行 き持ち直しの傾向がみられましたが、不動産価格や過剰債務問題を含む金融市場動向等によっては景気が下振れす るリスクをはらんだ状況で推移しました。 かかる環境下、当第1四半期連結累計期間における物流業界におきましては、アメリカおよび欧州からの輸入は、 おおむね横ばいで推移しました。アジアからの輸入に関しては持ち直しの動きが見られました。 輸出に関しても持ち直しの動きが見られました。 その中で当社取扱いの大きな部分を占める食品の輸入は、畜産物および農産物は増加、水産物は微増となりまし た。 また、鋼材の国内物流取扱いにおいては堅調に推移しました。 このような状況の中、当企業集団は「『ありがとう』にありがとう」のコーポレートフィロソフィーの下で、第 6次中期経営計画「変化による進化」~Diversification~の初年度を迎え、その各施策一つひとつに取り組むとと もに積極的な受注活動を展開してまいりました。 その結果、当第1四半期連結累計期間における営業収益は、前年同期間比7.6%増の5,113,647千円となりました。 また経常利益は前年同期間比22.8%増の264,398千円、親会社株主に帰属する四半期純利益は前年同期間比27.6%増の 188,125千円となりました。 セグメント別の営業状況は、次のとおりであります。 [輸出入貨物取扱事業] 輸出入貨物取扱事業は、営業収益は前年同期間比7.0%増の4,386,526千円となり、 セグメント利益は前年同期間比 27.6%増の429,676千円となりました。 [鉄鋼物流事業] 鉄鋼物流事業は、営業収益は前年同期間比2.1%増の375,679千円となり、セグメント利益は前年同期間比14.9%増 の15,530千円となりました。 [その他事業] その他事業は、営業収益は前年同期間比23.9%増の351,442千円となったものの、セグメント利益は前年同期間比 3.5%減の36,835千円となりました。 (略)