ヤマタネ /物流部門の営業利益は前年比11・3%減(平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結)) 決算短信 2023.06.17 平成30年3月期 第1四半期決算短信〔日本基準〕(連結) 単位・百万円 売上高 営業利益 経常利益 当期純利益 30年3月期第1四半期 13,231 3.2 1,069 6.7 1,031 11.1 622 23.2 29年3月期第1四半期 12,822 △0.3 1,002 △16.8 928 △15.7 505 △14.7 (注) 包括利益 30年3月期第1四半期 927百万円( 399.5%) 29年3月期第1四半期 185百万円( △86.1%) (略) 1.当四半期決算に関する定性的情報 (1)経営成績に関する説明 ①当第1四半期連結会計期間の概況 当第1四半期連結会計期間の経営成績は、食品部門・情報部門の増収により、売上高は132億31百万円(前年同期 比3.2%増)となりました。営業利益においても、食品部門・情報部門で増益となったことから10億69百万円(同 6.7%増)となりました。経常利益は10億31百万円(同11.1%増)となり、更に固定資産売却益の計上もあり、親会 社株主に帰属する四半期純利益は6億22百万円(同23.2%増)となりました。 ②セグメント別の概況 <物流部門> 物流部門では、倉庫の保管残高の減少による保管料の減収に加え、大口荷主との取引内容の見直し等の影響によ り、売上高は52億3百万円(前年同期比3.2%減)、営業利益は7億36百万円(同11.3%減)となりました。 <食品部門> 食品部門では、量販・外食向けである精米販売は18千玄米トン(前年同期比3.7%増)と増加しましたが、一般小 売店や他卸売業者向けである玄米販売は、主要産地である東北・関東を中心に取引価格の高騰から思うようなコメ の手当ができず、6千玄米トン(同13.2%減)と減少しました。この結果、総販売数量は25千玄米トン(同1.3% 減)となりました。売上高は、コメの販売数量が減少したものの需給の引締まりによる取引価格上昇がこれを補い 66億89百万円(前年同期比9.6%増)となりました。営業利益につきましては、前年同期においては仕入価格の上昇 を販売価格に転嫁できず28百万円まで落ち込みましたが、今期は需給が締まる中で適正な販売差益の確保に努めた 結果、1億39百万円(同396.1%増)まで回復しました。 <情報部門> 情報部門では、基幹系システムを中心とした開発・保守業務が堅調に推移し、売上高は4億90百万円(前年同期 比12.2%増)となりました。営業利益は、棚卸用ハンディターミナルのレンタル業務はマイナスとなりましたが、 システム開発業務が増益となった結果、0百万円(前年同期は18百万円の損失)と第1四半期としては連結決算開 示以降はじめて損失を回避しました。なお、情報部門では棚卸用ハンディターミナルのレンタル業務において、売 上・利益とも第2、第4四半期連結会計期間に増加する傾向にあります。 <不動産部門> 不動産部門では、大口テナントの入れ替わりに伴う稼働率の低下等により、売上高は8億47百万円(前年同期比 6.7%減)、営業利益は3億88百万円(同12.5%減)となりました。 (略)