日本貨物鉄道/6月のコンテナ・車扱の合計は前年比 103・6% 物流全般 2023.06.17 輸 送 動 向 に つ い て(6月分) 1.輸送概況 今月は、下旬に発生した広島地区での大雨等の影響により、月全体で高速貨 60 本が運休 となった(前年は、高速貨 123 本が運休)。 コンテナについては、大手自動車メーカー各社の新車販売台数が引続き好調に推移して おり、自動車部品輸送が大きく増送となった。積合せ貨物も東海・九州地区間等において 鉄道へのシフトが進み、好調に推移した。また、食料工業品では、北海道地区における菓 子類の生産が復調し、清涼飲料水についても気温の上昇に伴い、長野・静岡・近畿地区か らの出荷が旺盛となった。また、化学薬品、化学工業品も堅調な発送となった。 一方、紙・パルプは印刷紙・コート紙の需要が減少していることに加え、一部工場の定 期修繕の時期が変更となったこと等により、大幅な減送となっている。コンテナ全体では、 前年比 103.4%となった。 車扱については、石油が配送圏の見直しにより鉄道へのシフトが進んだことから、大き く前年を上回る発送となった。一方、セメントが定期修繕後の立ち上がりが不調となり減 送となったが、車扱全体では前年比 104.1%となった。 コンテナ・車扱の合計では、前年比 103.6%となった。 (略) 以下、詳細は下記アドレスを参照ください。 2017.07.12 輸送動向について(6月分)