国土交通省/中国の港湾からの貨物の取扱施設にかかる「ヒアリ」対策を公表 物流全般 2023.06.17 中国の港湾からの貨物の取扱施設にかかる「ヒアリ」対策について 平成29年7月4日 6月18日に神戸港で、同30日に名古屋港で特定外来生物「ヒアリ」が確認されたことに続き、昨日大阪港においてもヒアリが確認されたことを受け、国土交通省は、全国の港湾の港湾管理者に対し、 ヒアリ対策を文書で要請しました。 6月18日に神戸港で、同30日に名古屋港でヒアリが確認されたことに続き、昨日大阪港においてもヒアリが確認されました。 これまで、国土交通省港湾局では、6月19日に全国125の主要港の管理者に緊急点検を要請し、同30日には、全国の港湾管理者に対し、南沙港で積込まれたコンテナ貨物を取扱う場合の注意喚起を行うとともに、特に南沙港からのコンテナ定期輸送サービスが行われている22港湾においては、地方環境事務所と調整の上、ベイト剤(殺虫餌)をヤードに設置する等、適切な対策を講じるよう要請してきました。 国土交通省港湾局は、昨日の大阪港におけるヒアリの発見場所が、南沙港のコンテナ貨物を通常取扱う場所ではなかったものの、中国からのコンテナ貨物を多く取扱う場所であることに鑑み、南沙港に限らず中国からの定期コンテナ航路を有する港湾においては、地方環境事務所と調整の上、当該コンテナを取扱うヤードとその周辺区域にベイト剤(殺虫餌)を設置する等、適切な対策を講じるよう要請しました。 なお、今後も必要に応じて、環境省と連携して適切に対応することとしています。 添付資料 報道発表資料(PDF形式:1227KB)