日本通運/業界最速のインド・デリー向け航空混載サービスを6月15日から発売 物流全般 2023.06.17 日通、業界最速のインド・デリー向け航空混載サービスを6月15日から発売「Indian(インディアン) Midnight(ミッドナイト) Express(エクスプレス)」 2017年6月14日 ~国内各地から、出荷日翌日の早朝にインド・デリーへ到着~ 当社は、航空貨物輸送では業界最速の日本発インド・デリー向け航空混載サービス「Indian Midnight Express」を6月15日から発売開始します。 【開発の背景】 デリーでは、周辺地域のハリヤナ州およびラジャスタン州に所在する工業団地を中心に、日系企業をはじめ世界の自動車関連企業の進出が進んでいます。これに伴い、日本からの部材、試作品や工場設備の緊急輸送需要が増加しています。 海外への緊急輸送では、自社社員または委託先のスタッフが荷物と同じ航空機に乗り、手荷物または預け入れ貨物として到着空港での通関を行う「ハンドキャリー」と呼ばれる方法が一般的です。しかし、インドへの「ハンドキャリー」には、就労ビザを有した人員が必要で、費用が高額になるほか、コンプライアンスの面でも問題となるケースがあります。 集荷日起点で見ると、新サービスは当日直行便フライトより半日遅く出荷を待てます。また、午後集荷スタートで成田発の翌日直行便と比較すると、インド側での輸入通関の開始が1日早くなります。 【ハイスピードサービスを可能とした要因】 当社はフォワーダー業者として唯一、羽田空港内に国内・国際貨物の双方を取り扱う作業拠点(「上屋」うわや)を運営しており、国内線で到着した国際貨物を空港内で仕分けし、そのまま国際線へ積み込むことが可能です。この利点を最大限に活用し、国内各地から発送された荷物を当日深夜の羽田発デリー向けの便に積み込むことで、ハンドキャリーと同等のスピードをより低コストで実現しました。 デリー到着後も、インド日通デリー支店による自社輸入通関・国内配送手配が可能です。 【サービスの特長】 業界最速リードタイムの保証 羽田空港発深夜フライト活用により、出荷日の翌日早朝にインド・デリー空港到着を保証。 日本全国どこからでも利用可能 羽田空港内の自社保税上屋に20:00までに搬入された貨物は、当日フライトに搭載、翌日早朝にインド・デリー空港に到着となります。国内航空ネットワークが充実している羽田空港の利用により、首都圏近郊だけではなく、全国各地からご利用いただけます。 ハンドキャリーと比べ安価な運賃設定空港間運賃で、ハンドキャリーの1/5~1/10程度(当社試算)です。