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シーアールイー/売上高は前年比13・7%増、経常利益は前年比2・7%減(平成29年7月期 第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結))

決算短信 2023.06.17

平成29年7月期  第3四半期決算短信〔日本基準〕(連結)

単位・百万円  

           売上高    営業利益  経常利益  当期純利益

29年7月期第3四半期 13,242 13.7   499 △3.5  323 △2.7   318 392.2

28年7月期第3四半期 11,649 △41.6  517 △78.1  333 △85.3  64 △95.9

(注)包括利益 29年7月期第3四半期 286百万円 (341.9%) 28年7月期第3四半期 64百万円 (△95.9%)

(略)

(1)経営成績に関する説明

当第3四半期連結累計期間におけるわが国経済は、政府による経済対策や日本銀行の継続的な金融政策等を背景 に、企業収益や雇用環境に改善がみられ、景気は緩やかな回復基調で推移いたしました。しかしながら、米国新政 権による政策運営の不確実性、中国を始めとする新興国経済の減速、英国のEU離脱問題から依然として先行き不 透明な状況が続いております。 物流不動産の賃貸管理や開発、アセットマネジメントを中心に、物流不動産に関するサービス全般を事業領域と する当社グループ事業におきましては、電子商取引市場の拡大から荷主企業のロジスティクス戦略が高度化し、多 頻度小口輸送等に対応できる機能性の高い物流施設の需要が堅調に続いております。大型物流施設の新規供給面積 は増加傾向にありますが、物流業務を受託する3PLやインターネット通販等が需要面での成長ドライバーとなっ ていることから、物流不動産市場は引き続き活性化しており物流施設を投資対象とするJ-REITも増えております。 このような事業環境のもと、不動産管理事業では、高稼働を維持しつつ更なる管理面積の純増を目指しており、 平成29年4月末時点での管理面積は約138万坪となりました。これにより、マスターリースやプロパティマネジメ ントを中心とした安定収益を順調に積み上げております。物流投資事業では、今期中に売却を計画している「ロジ スクエア新座」「ロジスクエア浦和美園」「ロジスクエア守谷」及び「ロジスクエア久喜Ⅱ」が順次竣工してお り、来期以降竣工予定である開発プロジェクトにつきましても順次着工しております。アセットマネジメント事業 では、平成28年7月に私募運用を開始いたしましたCREロジスティクスファンド投資法人の運用に係るフィー収 入が安定収益の上積みに寄与しております。 平成29年2月には、ケネディクス株式会社との間で資本業務提携契約を締結しました。これにより、CREロジ スティクスファンド投資法人の早期上場及びケネディクス株式会社の運営ノウハウを活用した本投資法人の持続的 な成長を目指してまいります。 この結果、当第3四半期連結累計期間の業績は、売上高13,242,593千円(前年同期比13.7%増)、営業利益 499,269千円(前年同期比3.5%減)、経常利益323,980千円(前年同期比2.7%減)、親会社株主に帰属する四半期 純利益は、特別利益に営業所移転に伴う損失に備えての引当金76,524千円を戻し入れたこと等により318,179千円 (前年同期比392.2%増)となりました。

セグメントの業績は、次のとおりであります。

<不動産管理事業>

不動産管理事業につきましては、マスターリース物件が前期に引き続き高い稼働率を維持したこと、管理面積が 堅調に推移したことから、安定的に収益が計上された結果、売上高は11,696,097千円(前年同期比2.1%増)、営 業利益は1,051,819千円(前年同期比0.6%減)となりました。 <物流投資事業> 物流投資事業につきましては、今期中に売却を計画している「ロジスクエア新座」「ロジスクエア浦和美園」 「ロジスクエア守谷」及び「ロジスクエア久喜Ⅱ」が順次竣工し、賃料収入を一部計上した結果、売上高は32,039 千円(前年同期比750.8%増)、営業損失は119,052千円(前年同期は102,586千円の営業損失)となりました。

<アセットマネジメント事業>

アセットマネジメント事業につきましては、CREロジスティクスファンド投資法人のアセットマネジメントフ ィー等、継続的なフィー収入が順調に積み上がったことに加え、投資不動産を売却した結果、売上高は1,593,045 千円(前年同期比627.3%増)、営業利益は145,326千円(前年同期比94.3%増)となりました。

(略)

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